こんにちは。
アメリカに住んで２０数年経ってしまったママンの大家日記です。

ボロい家を買ってフリップ（リノベーション）して売るというのは簡単そうですが、その気になれば誰にでもできます。

ボロボロの家を購入して短期間でリノベーションして売却する事をフリッピングと言います。趣味でやっている人もいますし、それを仕事としてやっている投資家もいます。

アメリカのホームセンターでHome Depotや Lows というのが全米どの街にもあります。もうそこらじゅうにあります。もうとにかくアメリカ人はみんなリノベーションが大好きなんじゃないかと思うくらい、どこにもフリッピングする人だらけです。会社の同僚にも何人かフリッピングをやっている人がいます。

ママンもフリッピングというものをやってみたかったからやってみました。
ずーっとやりたいという気持ちがあって、でもその時が来るのを何年も待っていました。昔ニューヨークで不動産のセールスエージェントをしていた時に投資家のクライアントに聞かれたことがありました。「あなたは不動産投資をしていますか？」と聞かれて、当時の自分は自宅を購入したこともなく、不動産に投資をしたこともありませんでした。その時心に決めました。

いつか自宅を購入して、リノベーションをして高値で売却したり、投資物件を購入してフリッピングしたり、賃貸に出して大家さんになったり、管理もして管理人もやってみたいと。

その全てを経験してから思うのは、行動力だけで全てやってみたけど、インテリアのセンスがあったらもっと良かったかなと思います。笑。
センスはまあまあ後で磨いていけば少しはましになっていくかもしれませんが、センスいい人を雇えば解決できますしね。
アメリカに一人で渡ってきて、やってみたかったことを全てやってみて満足したことに違いはありません。もう何度もフリッピングをしていると、中古の物件を購入する時は、自分よりも上手にフリップしている人から購入したほうが良いと思えてきました。その方が効率が良いということに気がつきました。笑。

やってみたかったからフリップしたけれど結局自分はそこまで力持ちじゃないし器用でもないし、センスもそれほど良くない。やってみてから気がついたことなんですが笑。

ただやってみたかった事をやってみてうまく行った時の喜びは何事にも代え難い経験です。失敗もたくさんしましたが、それでも良かったです。

効率悪いことも、その過程を体験できたのだから、必要な時間だったと今では思えるのです。