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祝福されている

原爆の父と言われる人、オッペンハイマーを描いた映画を観ました。

自分は日本人なんだ。
観ながら改めてそう思い、複雑な気持ちになりました。

成功と葛藤はすぐ隣にありました。

成功を喜んだあと、苦悩や恐れに囚われて、「恐怖を知るために」という大義名分の元に行われたことがもらたすもの、その顛末が淡々と描かれていきます。

クリストファー・ノーラン監督は、難解ないい作品を作ります。

監督のインタビュー番組をNHKで観ましたが、答えを提示しない、自分で考えること。がいつも作品の根底にあります。

そして監督自身、前作で生まれた問いに対する答えを見出そうと次の作品を作っていくんだそうです。

少しだけ登場するアインシュタインの存在と、ギャン泣きする子供のシーンが印象に残った作品でした。


「オッペンハイマー」映画本編の前に流れるコマーシャルの中に、Netflix作品のものがありました。

映画館でNetflixのコマーシャルが流れる時代になったのだなぁ。
三体というSF作品で、ちょうど観ている最中のものです。

有名な中国の小説が原作。

これまた難解なストーリーなのですが、複雑さの中に描かれる人のあたたかな繋がりにほっとします。

チラッとオッペンハイマーとの繋がりが出てきたり、科学が何をもたらすのかというテーマが共通していて、なるほどね〜だからコマーシャル流れてたのか、という感じでリンクのさせ方が興味深い。

誰もが自分にとっての正義を生きています。

自分にとって大事なことを生きていく。


ラジオで、UAと浅井健一さんが話しているのを聴いているとおもしろいです。

夢のこととか、深い話をされているときがあります。
信頼の反対語は何か?と浅井健一さんが問いかけていて、答えは契約だという会話がありました。

契約かぁ。

信頼がないから契約を交わす。

自分を信頼すること。
という話を、お会いする人たちとよくしていたときに聴いた言葉です。


次のはじまりに向かっていく。

終わりははじまりの準備へと移行する。

少し前にUAが、カナダの自分の家の敷地内に虹のはじまりが見えたと話していました。

突然虹の向こうへ行った人。

ざわざわとしていた春に。

今日は日蝕です。





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今日の夢
アンティークショップでガラスのシェードランプを探している。
お店の方がいくつか見せてくれながら説明してくれている。
丁寧に接客してくれる、ゆっくりと買い物できるお店。

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