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イエスの「ラディカル(radical)」な生き方について

 イエスの生き方をradical(ラディカル)と呼んでいる本をよく見かける。

 なんとなく理解できる。しかし日本語でぴったり当てはまることばが思い当たらない。

 そこで某SNSにて尋ねてみたところ、数名の方がコメントをくださった。

 いずれも参考になったので、覚書としてここに記しておきたい。

「根本的」と訳されることもある。根源的?革命的?
「根本からの変革をもたらす」というのが言葉の中心を捉えていると言えそう。
back(根源的・根本的)と forward(過激な、変革をもたらす)との両方の意味が含まれている。
「徹底的」と訳されているのを見たことがある。神と人とを愛することに徹底的。
真にラディカルに生きるというのは、何も革命的なことではなく、根っこに戻って本来の生き方をすることでは。本来の愛、本物を現すというように。
遠藤周作による小説「おバカさん」とも重なる部分がある。
今で言うところの「ど〜んだけ〜〜‼️」に当たるのでは。
人間は伝統、利益、しがらみ、アイデンティティなどに縛られて生きている。しかしイエスは「そんなことは関係ない」と、自分の信じる神の道を生きた。

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