英語を勉強する理由マニラ戦争

じいちゃんへ

あなたマニラ戦争をご存知だろうか?
私のじいちゃんは兵隊としてマニラ戦争へ行ってたんです。

死にものぐるいで、
土を食べて暮らす日々。
人が歩いた靴の跡に残ってる。
わずかな雨水を飲んで、
どうにか命を繋いだじいちゃん。

そんな中、イギリスとじいちゃんは戦った。

イギリス兵隊はじいちゃんを見つけたのだ。

じいちゃん『もう死ぬ』

じいちゃんは殺されると覚悟をした。

そしたら、奇跡起こったのだ。

イギリス兵士が布をじいちゃんに被せて、

『こっちには誰もいない』
と言って、
じいちゃんは救われたんだ。

じいちゃんは奇跡が起きたと体感して
他の兵隊に気づかれないように
じっとして動かなかったそうだ。


私が10歳の日、お盆朝倉へいくと淡々と話してくれた。

じいちゃんはイギリス兵士からかけてくれたその布をだしてくれて、
『イギリス人兵隊は見逃してくれたんだ』
『だからイギリス人には恩がある』

じいちゃんにこの話を30年前に聴いた。

その時から、
私は英語を話せるようになると決めた。

どんなイギリス人の教育があり、
どんな歴史でどんな文化だったんだろう。

今はやっと魔女の宅急便を半分聞き取れるようになった。

『ねぇじいちゃん、じいちゃんを救ってくれた兵隊さんの家族にお礼が伝えたいんな。』

日本は後進国。
だからこそ語学は必須。

『じいちゃん、私は私を生きぬくけんね』

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