海外旅行のCMが流れなくなったらその国は先進国として終わりのサイン

実はですね、バブル期って圧倒的に海外旅行に出た方で逆にビジネスではなく日本に観光しに来る外国人って当時は奇人変人扱いでした。マジですよ?サムライ・スシ・ニンジャ・ゲイシャレベルの認識ですからね。昭和の話ですらありません。とっくに平成に入ってます。

1991年 日本航空 I'll

で、このCMの舞台をご覧ください。そう、ヨーロッパなんですよ。韓国とか台湾と言った申し訳ないけど「チープ」系海外旅行に当時の日本人は興味なんて無かったんです。ハワイ・グアムですら当時は馬鹿にされたぐらいだしハワイに至ってはアラモアナセンターと言ってダイエーが運営してたショッピングモールまであったのです。そう、当時の日本人にとってハワイなんてもはや日常空間だったのです。

1991年の日本の1人当たり名目GDPは世界3位。ルクセンブルクなどのミニ国家を除けばダントツで世界トップです。人口500万人以上の国の1人当たり名目GDPだと「世界トップ」の「超・富裕国」それが当時の日本です。マジで言ってますよ。出国ラッシュで数時間待ちの世界ですよ。LCC?そんな貧乏な乗り物なんて当時の日本人は乗りませんよ。

で、CMのセリフに注目です。

「人が行かないときに行く」

そう、土日に休日出勤して代休で平日に海外旅行を楽しんでたって人向け事ですよね。このパッケージ商品。

「インバウンド需要」とか言い始めたらその国は先進国として終わりのサインですし現にギリシャは先進国として終了。国家破産しました。次は日本とイタリアとスペインの番ですね。

海外旅行客を受け入れる側になったらもうその国は先進国として終わり。だって「過去」と「現在」しかねえもん。

普通の国は「海外旅行」が当たり前の国になって見せるという根性を見せるんだよ。海外観光客のおこぼれを預かろうとしたら勤労意欲も終了のサインです。

日本って国は2014年頃には既に中国人の爆買いが話題になってたからやっぱり日本って国は2011年で完全終了してたんだろうなって。

昔は逆だったんだよ。日本人がイタリアで爆買いしてたわけ。


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