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南ラオスで体と地球にいいことを求めて

初めまして。
南ラオスで養蚕・農業・ハーブや生薬の研究をはじめた山本と申します。

2017年にひょんなきっかけで、南ラオスに足を踏み入れたのですが、今では会社を作り研究室を作り年の3分の2ほどラオスに住んでいます。
そんなラオスに住んで見て感じること。
それは「ここには日本人が忘れてしまった大切なものがいっぱいある」ということ。現地の人を見ていると、私たちの体は本当はもっともっと強くできているんだと感じます。
土に触れなくなった、自然のものをいただくなった、抗菌を徹底していった・・・そうしてもともと持っていた強い体が弱くなってしまった。
だから南ラオスの自然の力を借りて、本来の強さを取り戻す色々なもの日本に届けたいと思います。

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ラオスで感じたストレスフリーな生き方

私がもっとも感心したのは現地の人の「生きる力
何しろ自分たちの食料は全て自分たちで作るか狩猟する、家も自分たちで作ることができ、水は川や井戸から入手する。ガスがなくても火を起こすことができるのですから素晴らしい。
だから気に食わなかったら、お金が良くても仕事をやめることができるんです。だって生きていくことができるんだから。
なんてストレスフリーな生活でしょう。
そして彼らは昨日のことを悔やみません。ボペニャン(どうにかなるさ)という言葉とともに忘れてしまいます。また明日のことを考えません。考えても仕方ないんだから「今を生きる」ことに集中しています。
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人細胞に近い生きたシルク作り

そんな彼らと作っているのが、自然栽培の桑(無農薬・無肥料)で育てた繭。実は人細胞に近い組織をもつシルクにはまだまだ素晴らしい才能があるんです。本当に綺麗な真綿を軽くお湯につけて肌をこすって見るだけでわかります。肌を傷つけず、古い角質をとり、肌に必要な常在菌を増やしてくれる。本来の持っている肌の強さを取り戻してくれます。それには生きたシルク作りが必要になってくるのですが、詳しくはまた記載していきます


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ラオスの自然農園作り

なぜラオスか?実は南ラオスは後進国の中でも貧困地域と呼ばれる地域。そのため幸か不幸か開発が遅れ、手付かずの土地が残っています。少しずつ開拓はされているものの、まだまだ自然の土地が残っています。つまり今まで一度も農薬も除草剤も肥料でさえ使ったことがないんです。
つまり非常に綺麗な大地が残っているんです。だからその綺麗な大地を大事に薬に頼らない自然の力を使った農園を作っています。

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ラオスの生きる薬を届けたい

そんなラオスには生きた薬がいっぱいあります。考え方はまさに医食同源。わざわざ薬というよりは、食べて強い体を作っているというのが本来の考え方。しかしそれでもというときは、庭から葉っぱをとってきて患部に塗ることも。日本では知られていない生薬もいっぱいあります。
そんな数ある生薬の中から自分たちで試して見て本当にいいと思ったものを作って日本に届けて行きたいと思います。より確かなものにするため日本で学び博士として助教授をしていた研究者と共に研究もはじめました。

ラオスに興味がある方お待ちしてます

そんな訳で、南ラオスから日本に向けて体にいいこととものを発信して行きます。自然栽培の農作物や生薬・ハーブに生のシルクなどご興味いただいた方お気軽に連絡ください。また、農業や養蚕以外でもラオスでお困りのことがあればいつでもどうぞ。わかる範囲であればお手伝いできると思います。


サポート頂いた場合は、食べれる森作りを中心に、南ラオスの自然を大切にする農場スタッフのための何かに還元させてもらいます。