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20220616 #リスペクト=見えない苦労を想像する力

ある方にオンライン講座の講師をお願いした際、やりとりをしていてふと「らぱんさんは、見えない苦労へ共感してくださるから安心して依頼を受けられます」と言ってくださったことがとても有り難く、今でも思い出します。

それなりにSNSをやっていると、何かしら依頼を受ける機会があります。

私が仲良くなった方から度々お聞きするのは「依頼を受けなければよかったな」というお話しです。

フェイク入れまくりますが、「依頼主を信頼して受けたのに、デザイン案を提出したら急に連絡が取れなくなった」「何時間も何日も、または何年もの積み重ねでできた成果物を無償で提供し、それを希望しない形で公開された」

…大なり小なり私も経験があるのでめちゃめちゃわかる笑

ネット上の繋がりって、リアルに比べてほとんどの人は軽いものだと考えているかもしれません。ただ、間に取引が生じたらリアルと変わりありませんよね。

そして、依頼主が軽く考えたいたとしても、受け手は真剣に考えているパターンだってあります。

セミナーひとつとっても、5分話すために準備が5分なわけありません。主催者の思いを汲み取り自分ができる範囲で言語化したり、参加者層や過去のセミナーのリサーチをしてニーズを探ったり、話す内容を再構成したり、自分の知識が間違っていないかソースを調べ直したり、視覚資料を作ったり…。

もちろん人によるでしょうが、私が今思い付く限りでも、見えない苦労はたくさんあります。

それを依頼主が「たった5分喋るだけなんだから謝礼なんていらないよね。むしろ受け手にとっては名前を売る機会にもなるしいい経験でしょ」みたいな態度だったら(こんなあからさまな人いたらヤバいですが)ブチギレますよね。

私は、誰かの「誰かの役に立てれば…」という思いを踏みにじる行為は本当に許せないです。

一方で、私も想像力が及ばず、誰かの善意を踏みにじっていることもあると思います。

専門外のことは特に、苦労を想像するのも難しくなってくるので、注意深く、相手と対話しながら進めていきたいと思います。


おわり






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