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#291 あなたにとっての「面白い」

SNSの普及で、万人に
「ウケる」「映える」
言葉やものごとを多くの人が探し、
発信するようになりました。

他者から認められること、褒めてもらうことが
楽しいと考える人も多いですよね。

1人でも多くの人から「いいね」をもらいたい

という考え方もこの考え方が根底にあります。

同時に、誰にも反応されないのはつらい、
と考えている人が多いのではないでしょうか。

周りの人から「いいね」をもらうためには、
周囲の声を聞き、それに反応して
試し続けるしかありません。

こうなると、どちらかというと、
自分の思考や技術ではなく、
周囲の空気を読むことが重要となります。

SNSのテクニックとしてはこれでアリかもしません。

でももし、
「少し腑に落ちない…」
という方がいたら、今回の話を読んでみてください。

SNSが今よりもっと楽しめるかもしれません。

1.SNSを見て楽しむ方法

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人の1日は24時間。

その中の貴重な時間を使って
SNS発信をしているのであれば、
少しでも楽しめたり、
充実した時間を過ごしたいと思いませんか。

そんな人に私がオススメしたいのは、
色んな人の発信から

✓ 知らないことを新しく知ること
✓ 知っていることに気づくこと

を探してみることです。

私たちは、何かを知ると「面白い」と感じます

自分が興味を抱いているテーマであれば、なおさらです。

いいねやスキの数で決めずに、
自分にとっての面白い、興味深いを
探してみて下さい。

誰かの「面白い」が
あなたの「面白い」とは限りません。

ですので、誰かの声に
左右される必要はありません。

ちなみに、「知る」と「気づく」の違いは↓

※「知る」と「気づく」の違い
先ほど「知る」と「気づく」で分けたのかというと、
この2つには明確に違いがあるからです。

その違いというのは

・知る :これまで知らなかった新しい情報
・気づく:これまで自分が知っていたことの関連づけ

新しい情報を知ることはもちろん大切ですが、
これまでに聞いたことがある内容や体験したことがある内容を
「あの時の経験ってこういうことだったんだ」と
気づくことも同じくらい大切です。

実感すればそれだけ納得感が増しますし、
自分の知識としていつでも出し入れできる引き出しに
経験した出来事ごと、入れることができます。

特に、自分にぴったりの内容が見つかると、
人はたくさんの気づきが得られます。

2.SNSを発信するときに知っておくこと

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人はそれぞれ、いろいろなものに興味を持っています。

そのため、人によって興味関心の高いものは異なります。

例えば、恋愛に関心がある人なら、
恋愛を扱ったものが「面白い」
と感じる確率が高くなりますし、

健康に関心がある人なら、
健康を扱ったものが「面白い」
と感じる確率が高くなります。

そこからさらに掘り下げていくと、
もっと興味深い「面白さ」に出あいます。

でも、知っておいて欲しいのは、
具体的な発信をすればするほど
「面白い」と感じる人が減っていくこと。

具体的な「面白さ」は人を選びます。

場合によっては誰かに批判される可能性もあるんです。

冒頭でお話した、
誰にも受け入れられる「面白さ」は
それとは相反するものです。

少しでも共感してもらうために考えて
発信しているので、
どうしても広く浅くなりがちです。

あなたがもし発信する立場だとしたら、

✓ 広く皆に愛される内容か
✓ ある人に深く刺さる内容か

自分の軸を決めてから発信する必要があります。

3.まとめ

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いかがですか。

今回はSNSの楽しみ方についてお伝えしてきました。

最近ではちょっとしたことで
SNS上で叩かれる人も少なくありません。

「これを見て悲しむ人がいる」
「教育上、子どもには見せられない」

このようなクレームを避け、
当たり障りのないものを目指すと、

多くの人に受け入れられるものを
発信することができますが、
深く誰かの心を刺すものにはなりにくいです。

「面白さ」は結局のところ、
本当は自己満足なのかもしれません。

誰からも好かれる人がいないように、
誰もが面白いと感じるものはないのだと私は思います。

だからこそ、
自分にとっての「面白い」は自分で見つける。

そう決めて、自分なりの面白いを
追究していけばいいのだと私は考えています。

「誰がみても面白い発信をしたい」

そんな人にとって、
この話が何かのお役に立てたら嬉しいです。

今回はこれで終わりにします。
ではまた。

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