ここに来なくても

素晴らしい毎日が続いていた訳じゃない。
ただ、2週間ほどびっくりしちゃうくらい仕事で忙しかった。
旅行は楽しかった、ラーメンばっかり食べてた。
思い出そうにも特に何か観光はしてなくて、ぼんやりとしか思い出せない。
あれからお互いが忙しくて時間はなかなかとれず、仕事終わりに少し会う程度で年末まで彼の仕事はぎゅうぎゅうに詰まっている。
私は会えない週末に冬の服を買いまくり本を読みのんびりしている。
今週末は残業して帰りにスーパーでレジをすませて財布を職場に置き忘れ、取りに戻りまたスーパーに行き、なんてしてたらより遅くなりヘトヘトで少し会おうかと言われたとき私はお風呂に沈んでいて会えず年末まで会えないねと言われ。
その翌日、彼は深夜にバスケ仲間と遊びに出掛けた。朝目が覚めて覚めたらラインが来ていて朝帰りだった。
ここで、私とは会えないのになんてことは思わない。
ただ、バスケ仲間と出ると睡眠時間を削り寝坊したり体調が悪くなったりで、次に影響することばかり言うのでため息ものなのだ。20代そこらの人と、翌日休みの人と、同じ時間まで遊ぶことでどうなるのか考えられないところに毎回あきれてしまう。
彼はお酒を飲まないので、送迎をしたりもする。そこでまた話し込み遅くなるまでがセットになっている。
それも彼の体調次第で彼が決めることだから、ここに書くほど今の私はなにも感じていない。
今の私に言えることは、好きな気持ちはかわりないけど、一緒に住んでいないからいつでもデート気分でいるので、疲れてご飯を食べて寝てしまう彼としか会えないときに、会えて嬉しいより家でゆっくり休ませてあげたらよかったかなという後悔が少しずつたまっていくのが寂しいなということかしら。

個人的に友人の急逝や、急ぎの仕事をボタンひとつでストップさせてしまったというミス、この寒さで走り回り汗をかくほどなのに気がつけば寝ている上司にいらつき、それでものんきな周りのおじさんにはもう期待してないけど、私もなかなかおつかれだったな。
読むのが早すぎてすぐにたまるので行かないようにしてた書店でサクサク文庫本も買ってしまったし、さぁこれからスーパーにいって来週のために作り置きをしよう。
かれはまだ寝ているようだ。仕事が何時からなのかはしらないから、起こさない。寝坊するならするといい。仕事に寝坊で遅刻するのも人間だからあるかもしれない、私はしないけど。

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