久しぶりの胃カメラ

久しぶりの胃カメラ、ちょっときつかったな〜。

5,6年前から私は胃カメラを定期的に飲んでいる。
なぜそうなったかと言うと、

時々胃が気持ちが悪くて朝方など急に襲ってくる胃のむかつきで目が覚め、これはちょっと病院に行って診てもらうか、ということになった。

超がつくビビリの私は、いつもの内科医に胃カメラの上手な病院を教えてもらった。

診察して胃カメラの日を予約。そして検査をしてみると、ピロリ菌がありますということで、除去→確認 

ピロリ菌はいなくなったようだけれど、胃が萎縮してしまったようで検査後の「胃が萎縮するとガンになりやすい」という言葉に凹んだ。

次の年、たまたま当たった先生が
「胃が萎縮しているからといって誰でもガンになりやすいわけではないから」
という言葉に今度は元気をもらう。
「そうか、胃の萎縮がそのままガンになるという型にははまらないということか!」それだけではなく、以前の先生と違って機械的な感じがしない。落ち着いてこちらの話を最後までゆっくり聞いてくれる安心感。

それから胃の薬ももらってどんどん胃は回復していった。
そこでコロナだ。
慢性気管支炎だった夫、心臓も定期的に検査している夫の事が心配で病院には緊急のときしか行かなかった。

それがいけなかったのか、2年後の結果は随分悪くなっていた。

胃の壁は弛んでいて、血のようなものが点在していた。
「ガンではありませんよ」と言われたのでそれはよかったけれど、写真を見た時は「可哀想な胃だな、こんなに荒れちゃって・・・。どうりで最近胃が気持ち悪かったわけだ」

それでも「薬は処方してもしなくてもいいですよ」「気をつければ十分よくなりますよ」と言われ、一応薬だけはもらって帰った。

実は私は超がつく早食い。
以前はそんな事なかったのだが、子どもが生まれてからは自分がゆっくり食事をしている時間がもったいなく、本当にひどいのだが2〜3回しか咀嚼しなかった。

子どもが大きくなり時間が出来た頃、そのお行儀の悪い食べ方は治ったかというと to be continued

そう言えば母によく言われたな
「蛇みたいに飲み込まないでゆっくり噛まないと駄目だよ」

人間って愚かだ。なんで痛い目にあわないと学ばないのだろう。

一つ言い訳をすると、この2年間は精神的に人生で最もきつい2年だった。
たくさんの悲しい別れがあったのだ。

父、愛犬、とても仲が良かった義姉が他界した事は大きい。
コロナがなくても十分大変なのに、コロナが伴うと本当に大変だった。

娘が留学したことも大きい。

もうこんな事はそうないはずだが、もともと胃がか弱いのだからちょっと治ったくらいで気を緩めてはいけなかった。
そう、胃はストレスに大きく左右されるのだ。


今回の胃カメラをやってくれた先生は
「一度ピロリ菌にやられると、どうしてもその後の胃は弱くなる」そうです。

「そうなんですね。わかりました、気をつけます・・・、
でも先生、一つ質問してもいいですか?」


夫もピロリ菌やりました。その夫はコップにあふれるほどの氷を入れてキンキンに冷やしたお酒を飲んでも平気です。むしろそれで元気になっている。私は何年もお酒を飲んでいません。震えるほど辛いカレーもへっちゃら。甘いケーキを食べても、人が端っこによけた生クリームを食べても舌なめずりして満足そうにしている。その横でいつも私は「減らしたのにやっぱり甘すぎる」と悶ている。

どうして?
心当たりがあるとすれば夫はくよくよ悩まないし切り替えが秒で出来る人だ。これなのか?私に足りないものは。

何れにせよ摂生するに越したことはない。これから起こるいろいろなことにも耐えられるよう、胃だけではなく改善していこう。せっかく食に恵まれた国に生まれたのだから。


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