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海の底 _ 詩

鏡に映る屈折した好き
光を集めて見えないふりだ
きっとこんな僕だから
熱を帯びても太陽になれず
一人になって初めて気づく
二人を照らしてくれない月に
嫉妬だらけの傷だらけ
見境無しに太陽求めて
口にすれば本当になるから
胸の深海に沈めてしまう
月も太陽も沈めてしまえ
息もできない程深く

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