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テレビやメディアが伝えるもの

テレビやメディアは、もう、事実を伝えていない。もう?以前から、かもだけど。とにかく昨今のcovid-19事情で、隠すのがすごく雑になった。目の前にあるものすら見えない相手なら、隠す必要も無いからね。

では、何を伝えているか?簡単に言えば宣伝だと思う。宣伝と言っても、若返る水とかを売るのではなく、企業や団体などの「イメージ」。ザ・プロバガンダである。

具体的に「何の」宣伝か? それは「我々は、あなた達の味方である。あなた達の為に存在している」という、概念。もはや害念。うまい。

「何故」伝えるか? ひとつは、本当は我々の味方ではないから、伝える必要がある。もうひとつ、相手に信じ込ませることによって、その相手から利益を得られるからだ。

プロバガンダをするものが得られる利益とは? もちろん金と、実は「その人(社)の、存在の担保」だと思う。

例えば、ある人がある組織にいて、サラリーをもらっている。この組織から「この仕事をしたらカネをあげるよ」と言われるより、「この仕事ができないのなら、オマエは存在価値が無い」という状況に落とす方が、その人を動かせると思う。

じゃあ、このプロバガンダ社のトップは超絶頭の切れる悪の大魔王かというと、実はその人も普通の人で(陰謀論は、物事を簡単に考えられて楽だけど、その話はまた別にする)はないかと思う。ある人にプロバガンダの実行を指示をする者は、また、他者(他社)との競争や、優越化といった、強制的な指示を受けている。ウロボロスの蛇のように、強者の頭は、強者の尻尾を食い続ける。

「生存不可」の恐れから逃げる為に、人は人を食い続ける訳だ。だからどうするか……

え?「だからどうするか?」だって? 大草原この上なしだな。

「我々はどうするべきか?」こういうネットに書かれていることはほとんど、「本当の問題の解決策」にはならない。「自分の中にある漠然とした不安のなんとなくの解決策」には、なる。

こんな、言ったもん勝ちのあるある理論を聞いて分かったつもりになるのだから、引用(盗用)だらけの自己啓発本がガンガン刷られる訳だ。著者にとっての解決策と、読者にとっての解決策は、まったく違うのに。良く消える消しゴムが欲しい人と、持ってると自慢できる消しゴムが欲しい人では、まったく違うでしょ。

でも、自分のもやもやを解決したくて、生きてる訳でしょ?社会問題を本当に解決しようなんて思ってないでしょ?自分はそうである。だったら、この「そういうものなんだ」と解るレベルで充分。下手に偉い本読了のハンコを押されて、著者の言い分にてハイこれ良くできましたの思考停止になる方がよっぽど怖い。

おっと。とっ散らかる所だった。自分は、話がどんどん飛んでってしまうサイコ的な人間なので、このnoteはなるべく、1つのテーマに、1つの意見を、心がけたいと思う。

テーマは「テレビがプロバカンダをやってるけど、どうなんだ!?」。意見は「テレビはプロバガンダをやる所だよ?知らなかったの?」

知らなかった。いや知ってたけど、心のどこかでそうじゃないって思いたかった。我々が楽しくなるような、心が健やかになるような、そんな時間をくれるのがテレビだと思ってた……自分に都合よく。甘々だな。

そんなもの、本当は世の中には、無いものなのか。どこでも手に入らないのか。

だから。それを与えるよというフリをすれば、人は簡単に、手のひらに乗ってくれる、ということだ。

なるほど、レッツ、プロバガンダか。