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少年の無理難題に、大人はどう答えれば良いのか?

*朝の4連ツイートの記録です*

大学生の少年が、社会情勢と根拠のない未来について述べてくる。オレに話したいという訳ではなく、聞いてくれる人ならだれでも良いみたいだが。しかし、その意見が、SNS等バズりの受け売りそのままで、かつ絶対正しいという盲信が見える。どう対応すればよいか解らなかった……以前は。ぉ続くぞコレ

未熟さは、時に強さになる。年長者に無理難題をふっかけることが出来る。あなたは答えられるべきだ、と。我々は、どう対応すればよいか?簡単だ。「君はどう考えるのか?」と尋ねることだ。そして自分の考えを述べる。これで、絶対的正解を与える者ではなく、思案者同士として同じステージに立てる。

大人である、もしくは、指導者である、という事は、万能である必要はない。いくばくかの知識は必要だろうが、相手の能力を引き出せる存在であるべきではないか。主役は、質問者本人であるし、ほとんどの場合の誰かにとって、主役はこちら側ではない。そもそも、鮮やかな回答をしては、主役の見せ場が。

そして。彼らの高い感受性にとって、SNSは劇薬である。自分にとって都合の良い意見が必ず見つかるから。それらを集めて、自分の考えを見直さなくてよい理論武装をしてしまう。必要なのは、論破ではない。その先に何があるかを、自分の頭で考えさせることではなかろうか。おしまい

https://twitter.com/Fue_lav/status/1279940877226348545?s=20