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私を護るゆりかご


腹に響く爆音に身を投げ出して、その音に内側から侵食されてゆく。


リズムとメロディが本当に生きているかのように鼓動する。


安いアルコールが血とともにドクドクと巡り、ますます目が眩む。


あの頃は寂しさに自分を切り売りして、
夜と音にひたるように溺れていた。


朝の光が呪わしかった。


ずっと眠っていたかった。


嗚咽しながら切り崩した自分のかけらを拾いあつめて、
誓いと祈りで縫合してきた。


それはとても甘くうつくしい時間だった。

外側がごうごうと吹き荒れるほど、
私と私は深く静かの底に降りてゆく。



私が居れば、私は安らぐことができる。


瞳に揺れる小さな灯りを絶やさぬよう、ずっと私が護ってゆく。


いや、いつもそうだった。
護っているようで護られているのは私だった。


その瞳を覗きこむと、たちまちその向こうの果てしない宇宙に投げ出されるのだ。


そこでは私はただ、私に抱かれるちいさな命。


どこからともなく始まり、消えてゆくあたたかな歌声に涙しながらすべてを忘れて眠りただよう。


はっと我に返ると、私はそんな私に幼子のように微笑みかけた。


どんな些細なことでも分かちあおう。
小さな喜びをあたためて、たくさん世界に孵していこう。


私の安らぎは、私が護ろう。


私が安らかでいてくれたなら、私のすべてが安らぎに抱かれるのだから。


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