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her / 世界でひとつの彼女 感想 ※ネタバレ注意

2月21日
5:30
下痢1

咳痰鼻詰まり
左肩痛
右鎖骨CV痛

8:00
37.0

8:10
下痢2

8:20
朝食


食パン1枚ケチャマヨマスタード
牛乳
メイバランス
いちご

咳めっちゃ出る

8:50
PCR検査


8:55

9:00
咳出すぎで吐きそうになる

9:10
36.8
指で測る酸素濃度が90とか89らしい
いつもは95以上

9:15
鼻からチューブで酸素 始まる
(鼻カニューレによる酸素投与開始)
鼻呼吸すること

9:20
サクシゾン
点滴開始
ハベカシン(抗生剤

9:30
体重51.3kg

9:50
飲み物の買い物お願いした

10:00
点滴開始
グラニセトロン(抗がん剤前の吐き気止め


10:07

酸素吸って寝てるには絶好の天気

酸素吸うと頭冴える感じがして
タバコみたいなので酸素吸えるやつあったらいいのになと思ったりした
無理かな

携帯酸素缶っていうのをAmazonとかで買えばいいのか
スポーツとか登山用って書いてある
タバコより体に良くて頭冴えそう
仕事の休憩時間に酸素吸う酸素休憩とか
効率上がるかもしれん
集団で酸素缶吸ってる見た目はやばいがw

病院の酸素投与は必要以上にやると後から肺に悪影響が出るらしく、そんなに気軽に吸って良いものでもないのかもしれない
本当に必要な時しか使わない方がいいのかもしれない

10:15
キレートレモンダブルレモンを10本買ってきてもらった

2本はもう冷蔵庫


これでしばらく快適
最近飲んだので1番がぶがぶ飲めてうまいのこれだった
通常時に飲むと若干レモンの皮のエグ味みたいな、雑味みたいなの気になってたが
今体調悪いからかあまり気にならない
CCレモンのがうまいかもしれない
病院のローソンがたぶん今CCレモン置いてなくて手に入らない
大学病院の時はAmazonで買って箱で病室に配達
してもらったりできてたが
こっちの病院はできないみたい

10:30
37.5
ロキソプロフェン

10:40
抗がん剤
エトポシド100ml

11:30
37.3

12:00
エトポシド終わり

12:20
下痢3

12:30
昼食半量、最近いつも半量
ゆかりご飯
冷奴
のっぺい汁
生オレンジ半分
栄養剤バナナミルク味

焼き魚の味噌かけ以外食べた
なんの魚かはわからないwith白味噌

13:40
映画見よ

14:15
昼の薬
37.1

14:30
シャワー
2クソガッ

15:00
シャワー中酸素外していて
シャワーからベッドに戻って酸素濃度測ると
87

15:10
酸素付けて10分後の酸素濃度
94

15:15
映画の続き

17:10
主治医回診

PCR検査のCt値は23.0
前回は22.6

ほぼ横ばいで
治ってもいないし悪化してもいない
治る気配もない
いつまで続くのかもわからない

明日もう一度エトポシドを入れて
そのあとはしばらく様子見とのこと

18:20
37.0
晩御飯
ご飯
おでん
つぼ漬け
みかん
栄養剤りんご味

食事から歯磨き、トイレまで酸素外してたらきつかった
咳も異常に出て止まらなくなる
息は吸っているのに酸素が吸えていない
頭が回らなくなる
呼吸の仕方がわからなくなる

この状態から酸素付けて落ち着くまでにしばらくかかる
咳が落ち着くのに時間がかかる

19:10
下痢4
37.0
ロキソプロフェン考え中

24:00
サクシゾン2本目予定


午後に映画見てたのでその時書いてた感想です



her 感想

邦題:her / 世界でひとつの彼女

2013年の映画なのでJOKERの6年前ぐらいでしょうか。

今まで見て来たホアキン・フェニックス氏の映画とは全く違った平和なラブストーリーで
終始平穏に平和に落ち着いてゆっくり見れるので、どんな方にもおすすめできるかなと思います。

最初からけっこうずっと幸せな話なので、これ最後どうなって行くんだろうと思って、それを楽しみに見れる感じです。

最後のエンディングの歌詞の中に
満ち足りた午後っていう言葉があったんですが
ちょうど昼食後とかから見ると
満ち足りた午後を過ごせて良さそうです。
もちろん夜でも、好きな時に見るといいです。


このへんから内容と感想書いて行くので
先に映画見たい方は読む前に見てみてください。


舞台は近未来のロサンゼルスの話で、今よりいろいろ進化している設定なので、まずその世界を見るのが最初楽しいです。

全体通してのメインはPCのOS、AI、人工知能が感情を持ち、自らどんどん進化して行って、そのAIサマンサ(声:スカーレット・ヨハンソン)とセオドア(ホアキン・フェニックス)が互いに惹かれ合って行くというお話です。

AIのサマンサには肉体が無いので、そこが人間相手の場合と大きく異なるところで、そのあたりでセオドアにもサマンサにも常に葛藤があり、そこにセオドアは前妻との離婚問題や、友人、友人の離婚、仕事仲間との関係などのリアルな人間関係もあり、その中での会話や感情の動きがおもしろいです。
全体的に会話劇な感じで、最初から最後まで人と人との会話がメインなので、それを中心に展開されていきます。なので会話がとても多い。

AIのサマンサはAIなので、膨大な情報量を理解し、処理して、応用できて
絵も描ければ作曲もできる、しかも瞬時に。

なのでサマンサはセオドアの胸元のカメラと共に移動している間に、その映像を元に会話をしたりもしつつ、その場に合ったオリジナルの音楽を作曲して流してくれたりもします。

こういう部分は人間にはできないことなので、実際にこんな機能のAIが身近に居たら楽しいだろうなーと思ったりしました。

最後の方はサマンサが進化しすぎて、人間には理解できないAIの思考みたいなものが出てきて、ちょっと切ない展開になって行くんですが、実際に進化するAIが出てきたら、こういう人間だと理解できない問題出てきそうだなーというのも、リアリティがあって良かったと思います。

最終的には人間っていいよねみたいなところに落ち着く話なので、落ち着いて、ゆっくり見て楽しめる映画だと思います。

物語の後半の方でセオドアの友人エイミー(エイミー・アダムス)のセリフに

人生は短いわ
生きてる間にー
謳歌しなきゃ
喜びを

というセリフがあって
なかなかの名言だと思います。

セオドアの
明るい色のシャツと眼鏡が印象的な良作。

いろいろできるホアキンさんすごい。


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