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VOXEL#3/VoxelMaxでプロペラ飛行機をモデリング

前回はMagicaVoxelで路面電車を作ったので、今回はVoxelMaxでプロペラ飛行機を作る。Mac版はMacOS10.15対応なので、自分のMacでは使えない。iPad Proで作ることにした。

iPad版は、iCloudからしかファイルを開けないらしい。いつもはAdobe Creative Cloudにデータを保管しているので、ここから開けると良いのだけど、ACCからはサーバエラーになって開けなかった。

エディットモードの中は、最大256x3のモデルを作れる様だけど、このフレームはサイズ調整できないらしい。偶数幅ならミラーリングも便利なのだけど、奇数だとズレてしまう。不便だな。

UIは、今時のアプリっぽくシンプルなのだが、シンプル過ぎて、何がどこにあるのか分かりづらい。なんとかプロペラ飛行機はモデリングできたが、不慣れすぎて6時間以上かかった。

VoxelMaxの魅力のひとつは、ボクセルを崩さずに回転や拡大縮小できることだ。分割したモデルもグループにして、まとめて回転できる。スムーズに斜めの表現ができるのは嬉しい。

プレゼンタービューに切り替えると、いわゆるレンダリングの状態になる。素材表現もできるはずなのだが、ガラスにできなかった。

VoxelMaxからVOXで書出したら、MagicaVoxelでも読込みできた。色もフレーム分割も維持されてる。QubicleからVOXで書出すと、勝手にフレームがひとつに合体されてしまうから助かる。MagicaVoxelは斜め回転できないから、平行に戻っていた。ちなみにQBで書出してQubicleで開くとギザギザの斜めになっていた。

フレーム名もグループもそのまま。VoxelMaxの互換性は優秀だな。VoxelMaxは、QubicleのQBファイルも読込めて、こちらもフレーム分割が維持された状態で開ける。つまりVoxelMax経由ならQubicleのモデルもMagicaVoxelにフレーム維持したまま移行できる。これは大きい発見だ。

描画ツールや選択ツールは、まだまだ使いづらい。QubicleやMagicaVoxelで普通にできる事が、いろいろ足りない。でも、互換性の良さや回転機能は捨てがたい。個人的にはVoxelMaxを応援したい。

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