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ちょっと前に見たVtuber関連の面白かった記事と雑感あれこれ(2022年11月後半~12月頃)

時々やっています、日頃フォローして下さってる方向けのVtuber関連のWebメディア記事なんかをまとめて紹介するnote。

今回は前回の大容量化の反省を踏まえ、試しに半月分でお届けしてみたい……などと12月頭ぐらいには思っておりましたが、なんとこの記事の冒頭文を書いてる途中ぐらいから、私の私生活周りに次々と例の感染症に襲われる方が続出。

幸い私は感染しなかったものの、12月末まで代わる代わる感染症の被害に遭った方の関連業務に追われることになり、気が付けば「11月後半の気になった記事」どころか「12月分」を丸々紹介できず、なんなら下調べが必要そうなnote記事もほぼ書けず、年末年始のご挨拶も2022年の感想も書けず、クリスマス前後以降のVtuberの配信アーカイブ消化もままならないという、絶妙に微妙な年末年始となりました。

なので今回は、いつも通り私が気になったWeb記事を、いつも通りネガティブな内容のものはなるべく紹介しない方向で貼っていきますが、なにせ今回は対象期間が長く、年末を含んでいて数が多い(恐ろしいことに100記事弱ぐらいリンクがあります)ので、記事の紹介文は少なめで行きたいと思います。

冗談抜きで今回はお暇な方向けです。あと話題は多少旬が過ぎていると思いますがご容赦いただけると嬉しいです。


11月後半から12月のあれこれ 

はじめに~ついに2万人を超えたVtuber~

とりあえず最初はコチラ。
UserRocal社が発表するところによると、2022/11/28時点でVtuberの数がついに20,000人を超えた、のだとか。

ということはtwitterに一定数いる「Vtuber準備中」の人や、把握しきれない海外勢や、アーカイブが残らないタイプのプラットフォームで活動している人などなど、この発表におそらく含まれていない「Vtuberと名乗る人」なんかは今現在どの程度いることになるのでしょうか。

(ちょっと出展をど忘れしましたが、Vtuberって5万人いるとか居ないとかって記事もどこかで見たような気がしています……。ここまでくると、もはや『白って200色あんねん』ってワードぐらいピンとこない数字ですが)

何にしても、「Vtuberになる」という方法については、以前と比較すると各段に敷居が低くなってきた印象はあります。

2023年も数多くのVtuberが、2022年同様に生まれてくるのでしょうか?


ホロライブ・ホロスターズ関連

とりあえずざっくりご紹介します。

上記はRealSound掲載のホロライブの音楽関連PR記事。
PR記事なので宣伝色は強めではあるのですが、相変わらずしっかりした楽曲紹介が綴られています。

こちらはカルチャ掲載のVtuber紹介コラム。
相変わらず紹介するVtuberのチョイス順や掲載時期がけっこう不思議な記事なのですが、内容的には豊富に動画紹介等がまとまっていて、初見さんに特に優しいコラムだなと思っています。

こちらはファミ通.com、電撃ホビーウェブでそれぞれ掲載された、ホロライブメンバーによるゲームコラム。

獅白ぼたんの記事は「wikiか!」みたいな解説色の強い記事、夏色まつりの記事は「好きなのそこ?」みたいなファンっぽい記事、博衣こよりの記事は「どう?どう?」と布教してくる勢いの記事、とそれぞれ熱量と個性のある文章なので、気になる方はどうぞ。

続いて、湊あくあが主役で登場するゲーム『あくありうむ』関連記事から2つご紹介。上は丁寧な紹介コラム。下は関連ファンミーティングの様子をレポートした記事になっています。興味がある人向けかなと思います。


こちらはKAI-YOU.net掲載の記事で11~12月初旬の「holoX」3Dお披露目関連のインタビュー記事と1周年ライブレポート。

この記事の公開直後ぐらいにラプラス・ダークネスが休養に入ったのですが、あれから年末年始も過ぎ、この記事を書いている1月中旬で休養開始からまる1カ月以上は経過していることになりますね。
復帰は果たしていつ頃になるのでしょうか。

こちらはねとらぼの配信関連コラム。最近ねとらぼさんはVtuberを取り上げる機会がちょっと増えたような気がしています。Web記事の切り口が独特でファン目線寄りなのがけっこう好きです。

そして、こちらはゲームメディア、IINSIDE掲載のホロライブメンバーのゲーム実況関連コラム。とはいえなぜか有馬記念の記事なんかも混じってます。

余談ですが、最近yahooニュースとかに転載されてるVtuberの配信関連のコミカルな記事は大体このINSIDEさんか、一つ前に紹介したねとらぼさんが発信元のことが多いです。

こちらはanimateTimes掲載のインタビュー系記事をまとめて。
animateTimesはグッズ系の記事と男性Vtuber関連記事が多いメディアですが、その中でもホロスターズの関連の記事は、2022年末に割と多かった印象があります。

こちらはYAGOOこと谷郷元昭CEOが前面に出ていたWeb記事から二つ。
上はForbes Japanの「日本の起業家ランキング」関連の記事、下は就活サイトワンキャリアから。最近「カバー社が今後何を目指しているのか?」ということは、noteの新規開設などもあり、以前よりわかりやすくなったなぁと一視聴者としては感じています。

こちらはTOKYO FMの番組「SCHOOL OF LOCK」の放送内容についての一部抜粋記事。紹介が遅くなったので放送自体のアーカイブはもう残ってませんが、ご紹介までに。

こちらは年末に開催されたカバー社のメタバース「ホロアース」内で開催されたテスト配信「プロトライブ」に関する記事。色々なWebメディアで紹介されていました。
ちなみにこちらの記事は「4Gamers」「窓の杜」掲載記事です。

こちらは内容も掲載元もちょっと変わった記事。
主婦と生活社さんのサイト、フムフムニュースに掲載された記事で、「ホロライブ切り抜き」関連の一つ「手書きアニメ切り抜き」に携わるクリエイターさんへのインタビューになります。個人的に好きな記事でした。


にじさんじ・ANYCOLOR社関連

こちらもホロ同様、今回はざっくり行きます。
(物販関連・ネガティブな記事は取り上げていません)

毎度おなじみRealSound掲載のにじさんじライバーコラム、11月~12月はSEEDs2期生第3弾メンバーのコラムが掲載されていました。相変わらず掘り下げの深い記事です。

こちらはVRonWEBMEDIA掲載の、月ノ美兎ファン数100万人突破に関する記事。オーディション・ライブなどの過去の振り返りなど、コラムの書き手が持っている委員長への思い入れが感じられる良い記事だなと思いました。

こちらはINSIDEの掲載コラム。このほかにも別の記事で紹介したにじさんじ麻雀杯関連の記事など、INSIDEさんは特にこの冬にじさんじの大会系の記事が充実していた印象があります。

こちらはUpStation掲載の記事。NIJISANJI ENの新ユニット「XSOLEIL」の設定や初配信の様子についての紹介記事になっています。
こういう海外勢まとめは数少ないのでありがたいです。

こちらはRealSound掲載の「にじさんじタレントらの名配信・名シーンまとめ」前後編。少し懐かしい配信など、今年のにじさんじのいろいろな配信が紹介されていました。箱で推している方向けの良い記事と思います。

こちらは甲斐田晴の「イヤンホホ死んだツイート」がイヤホン案件になるまでのtogetterまとめ。まとめの冒頭でも書かれていますが、何が案件のきっかけになるかはホントにわからないもんだなぁと思います。

こちらも同じく、何が案件のきっかけになるかわからない、を体現したような「周央サンゴ」と「志摩スペイン村」コラボに関する記事。
鉄道会社との大規模タイアップという事で、三重県の地域情報Webメディアなどにも記事がまとめられていましたので、その中でも興味深かったものをまとめてご紹介しておきます。気になる方はどうぞ。

こちらは個人的にちょっと驚いた話題「子供の姿でやると厳しくなったYouTubeの規制対象になっちゃうかもしれないからASMR配信は動物の姿でやる」という、鈴木勝のコロンブスの卵的な工夫についてのMoguLive掲載の記事。発想の勝利、という感じがします。

こちらはGIGAZINE掲載の「各にじさんじライバーの配信コメントを分析してネットワーク図を作った」という視聴者投稿の動画に関する記事。こういうことができるんだなぁ、という単純な興味が湧いた記事でした。

続いて、Vtuber界隈で大きく話題になったANYCOLOR社とカバー社の誹謗中傷行為の対応について共同声明を出した件についての記事をいくつか。

こちらについては割と革命的な出来事だったように思います。

実際のところこの声明発表前後に、誹謗中傷コメント記載の多かったいくつかのまとめサイトが閉鎖や運営方針変更を行うなどがあったことから、誹謗中傷コメント対策として一定の成果はあったのではないかなと思います。

特に、にじさんじ関連の記事をまとめサイトで見ることは、この声明の効果だけでもないとは思うのですが、非常に表立っては少なくなったような気がします。

反面、某好きとか嫌いとかを書いてるサイト、のような運営元が明確でない為に企業側が対策が取りづらそうなサイトでは、以前にも増してにじさんじライバーに関する誹謗中傷コメントが見られるような印象が個人的にはあったりもしますが。

何にしても、2023年も誹謗中傷とVtuber運営企業との戦いは、いろんな形で続いていくのだろうな、とは思います。

こちらはANYCOLOR社の四半期決算と、株価の変動について。
上場以降ものすごく株価が高騰して、ロックアップ(180日間の売却禁止期間)終了と共に急落するという展開は、一時期多くの話題を呼びました。

このANYCOLOR社上場からの一連の流れは、Webメディアの取り上げ方として見た場合、2022年後半に一般の人が最もVtuberに興味を持つきっかけになった出来事だったように思います。さて、2023年はどうなるでしょうか。

その他いろいろ

上記2記事は774inc.関連の記事。上はハニーストラップ、周防パトラについてのコラム。下は12月3日開催の「ななしふぇす」に関連した、運営事業担当者へのインタビューという774inc.系ではちょっと珍しい記事です。

Vtuber運営スタッフ側へのインタビュー記事は、2022年はMoguLiveさんに面白いものがいっぱいあったような気がします。
2023年も期待したいところです。

こちらは株式会社文藝春秋のPRTIMESプレスリリースにVtuberが載る、というちょっと変わった内容。
対象になったのはkson総長で、載るコーナーがグラビア企画の「エンタ原色美女図鑑」というのが、また何とも意外な取り上げられ方でした。

こちらはKAI-YOU.net掲載の天開司に関する紹介コラム。
これまで彼が行ったいろんな種類の企画・配信を丁寧に紹介している、初見さんにとても優しいまとめ記事になっています。

こちらはMONSTERZ MATEに関するコラム。
上のINSIDEの記事ではさまざまなバラエティ企画動画や音楽に関する2人の活動をまとめてあり、一方、下の音楽ナタリーの記事では歌い手「un:c」として、デビュー当初から中の人を公開して活動しているVtuberアンジョーの、これまでの振り返りが綴られたインタビュー記事になっています。

こちらは、ソニーミュージック関連のWebメディアCocotameの記事で、九条林檎のアンディ・ウォーホル関連のイベント体験記とインタビュー、というちょっと面白い構成の記事です。

こういうVlogみたいな雰囲気の仕事が、Vtuberのタレントとしての活躍場所の一つとして、今後は増えていくのかなと思うと、ちょっと面白いなと思って読みました。

上記5つは、いろんなメディアで取り上げられていた、いろんなVtuber関連のインタビューコラム。どれも「こういう世界もあるんだな」的な感じで興味深く読めましたので、おススメしておきます。

上記2つはライブレポート記事。にじホロ以外のライブレポート記事は最近案外少ないので、こういう記事がもっと増えたらいいのにな、と思いながら読みました。

こちらはVtuber黎明期を好きな人にはおススメしたい記事。キズナアイの元プロデューサーと、輝夜月の元プロデューサーの対談、というだけでも面白いのですが、内容もなかなか濃かったので、興味ある人は出来れば動画も見たほうがいいかなと個人的には思います。

上記二つはBrave Group関連の記事。上はKAI-YOU.net掲載の前後編記事ですが後編は有料なので前編のみを。下はウォンテッドリーという求人メディアに掲載されたインタビュー。

あおぎり高校は2022年夏のショート動画のブレイク以降、少しずつですがWebメディアでも記事を見るようになりました。

2023年2月にはYouTubeでもショート動画で広告収益分配が開始されるようになるので、今年はショート動画の戦国時代がVtuber界隈でもやってくることになるかと思います。そういう点でも今年のあおぎり高校は要注目です。

年末に出た話題あれこれ

2022年話題の人について

こちらは年末に発表されたランキング関連。

上はYouTube Fanfest Japan 2022 というイベント内で発表された「国内トップ登録者増加クリエイター」部門で、にじさんじ所属の壱百満天原サロメが1位に輝いた、という話題。

下は、個人勢、ぼっちぼろまるの楽曲「おとせサンダー」がBillboard JAPAN「年間TikTok Songs Chart」1位になった、という話題。

どちらも既存Vtuberファン以外の支持を集めたという話題性の点で、2022年を代表したVtuber2名ではなかったかなと思います。

卒業あれこれ

続いて11月から年末にかけてのVtuber卒業者の記事をまとめてご紹介。

2018年頃デビューの古参勢の卒業も目立つ中、にじさんじからは「卒業したことをご報告」という事後連絡が年末に2件続く、というちょっと印象的な出来事も。

余談ですが、個人的には「卒業」という言葉は「普通にやるべきことをきちっとやって次のステップへ進む人に使われる言葉」だと思うので、こういう中退とも解雇ともとれるケースを「卒業」と企業が発表することには以前から違和感があります。

そういう意味ではまだ一部企業で使われている「活動終了」という表現の方が、Vtuberの最後には適切な感じがしていて「卒業」よりもオールマイティに使える適切な表現といった印象があるのですが、皆さんはどうでしょう?

その他、2022年振り返りの記事色々

上記2つはMoguLiveの年末企画記事。特に上の「Vtuber85名のコメントが~」といった規模の企画は、さすが個人Vtuberの話題も幅広く取り上げるMoguLiveさんならではだなと思います。

こちらはanimate Timesの年末企画記事。さすがに女性読者層が強いWebメディアだけあって、ランキング上位はほぼにじさんじの男性Vtuberです。
そんな中、2位にしっかりと壱百満天原サロメがランクインしているのは、流石だなと思わされました。女性からの支持の高さがうかがえます。

こちらは年末の企画「Vtuber楽曲大賞2022」に関する記事。
上は音楽ナタリーによる結果発表、下はNEVER SLEEP掲載の、登壇者の一人、ライターの森山ド・ロ氏による楽曲5選の厳選理由と感想についての記事になります。

「Vtuber楽曲大賞2022」については、私は正直、今回は複雑な感想を持っています。

音楽ナタリーの記事で読む登壇者さん達のコメントなどは、2022年のVtuber音楽を取り巻く所感として、とても納得で興味深いものだったのですが。

イベントとして見た場合、1位がどうとか、アンケート投票数が1/3以下に減少したとか、にじホロへの票がどうとかいう、一部まとめサイトで取り沙汰されたような、去年からの課題とも言うべき点への工夫がなんら無いことについてはまださておくとしても、

「一部の曲で楽曲名とアーティスト名を逆に表記して発表するという、同内容を紹介した音楽ナタリーの記事では即日訂正とお詫びが入った出来事について、開催から1か月たった今でも公式twitterなどでは訂正が行われない」「twitterで公開されたランキングの下位に、審査対象期間外の一昨年の楽曲が普通に入っている」などの、イベント運営のケアレスミス的な不備が今回目立つことに関しては、あまりいい印象を持っていません。

特に、名前と作品名を取り違えたあげく、twitterであれだけ指摘があるのに訂正しないのは、仮にも他者のコンテンツを利用してお金を取るイベントをしている運営として、取り扱ったVtuberやクリエイターに対する配慮が欠けていると思っています。

2023年も開催されるのであれば是非、改善していただきたいところです。

こちら4つは、RealSound掲載の2022年Vtuber界隈への振り返り記事。メタバース、デバイス、ゲームコンテンツ、タレント化、プラットフォーム、音楽と色々な話題について触れています。特に下二つの座談会企画は「2022年のVtuber全体を振り返る」という点で面白い読み物だったと思います。


こちらはINSIDEの年末振り返り企画記事。
noteの記事でも時々見てますが、楽曲10選とかの企画は選者の好みで色々な楽曲が選ばれるのが見ていて楽しいですね。私も2022年の楽曲10選とか書きたかったですが……、流石にちょっと時機を逸したような気がします。


さて、やはり異常に長くなりましたので、今回はここまでに。
前回までやっていた「面白かったnote記事紹介」とかは、また別の機会にでもやれればいいなと思います。


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