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2020年個人的振り返り

あんまり公共の利益になるnoteを今年書いていないけど、まぁいっかぁと思いながらやはり公共の利益にはならない今年の個人的な振り返りをすることにする。
なぜかというとどこかネット上に残しておかないと思い出せなくなるからだ。

1月、クラウドファンディング で150万売り上げつつ、マスクやアルコール消毒液を備蓄する
2月、オフィスで飼っていたがじゅまるを抱えて帰宅、会社の判断に先駆けて在宅勤務を始める
3月、毎日のようにお菓子を作って花の写真を撮って暮らす、ZOOMに課金しオンライン飲み会や花見を行う
4月、オンライン読書会を立ち上げる
5月、オンラインでオープンマイクが行われ始め、ミッドナイトポエッツが始まる、部屋を大改造して音楽をやりやすい環境を整える
6月、クラウドファンディング で売り上げた商品の配送が終わる、ミッドナイトポエッツで「深い河」を演奏、その日のうちに御茶ノ水のクロサワに行きマーチンを買いギターを習い始める
7月、ギターをしこしこがんばる
8月、終戦記念日の翌朝、ミッドナイトポエッツで原民喜「原爆小景」を朗読
9月、休暇を取得し浅草で3日間遊び呆ける
10月、ROTH BART BARONの新譜の配信が始まり聴きまくる
11月、胎動2020でパフォーマンスをする
12月、ジムでウェイトトレーニングを始める&英語をガリガリ勉強し始める

ざっとこんな感じでした。

オンライン読書会

4月に始めて月一で行っている読書会の振り返り。

4月「幼年期の終り」アーサー・C・クラーク
5月「未来をつくる言葉ーわかりあえなさをつなぐためにー」ドミニク・チェン
6月「息吹」テッド・チャン
7月「急に具合が悪くなる」宮野真生子・磯野真穂
8月「モモ」ミヒャエル・エンデ 
9月「幸福になりたいなら幸福になろうとしてはいけない」ラス・ハリス
10月「日の名残り」カズオ・イシグロ
11月「食べることと出すこと」頭木弘樹
12月「82年生まれ、キム・ジヨン」チョ・ナムジュ

このコロナ禍を生きる力になる何事かをやりたい、という思いで「幼年期の終り」を読むというアイデアだけで始めた読書会だったけれど、コンセプトとしては「よく生きるための読書会」になっている。来年も月1で続けたい。
11月は著者の頭木さんが参加してくださって、とても良い場になった。

ミッドナイトポエッツから始まった諸々

ほぼ毎週末夜中から翌日朝下手すると昼までやってる気の狂ったオンラインオープンマイクを通じていろんな出会いがあった。

去年の春から曲を作り始めて、そろそろどこかでライブをやりたいなと思ったタイミングでコロナ禍が始まってしまい、人前で初めて演奏したのがオンラインオープンマイクという形になった。

たくさんの友達ができていろいろなオンラインオープンマイクで演奏をしたり、本当にたくさんの表現者と触れ合い、人生観も変わったかもしれない。

11/21の胎動2020でのステージが初めてのリアルライブだった。
来年はリアルライブの場数を踏んでいきたい。

今年課金してよかったもの

・冷凍庫

冷凍庫は3月に父の反対を押し切って導入したけれど、もう今やなくてはならない存在になっている。食費は減り備蓄も調理もバリエーションが増えた。

・ZOOM

ZOOMに課金したことで女子会をやったり花見をやったり読書会をやったりと楽しい遊びをたくさん行うことができた。

・Spotify

無限に掘れる。冗談ではなくSpotifyがなかったら音楽制作もここまで捗っていなかったと思う。他のサブスクは比べ物にならない。

・コンデンサーマイク・良いオーディオインターフェース・webカメラ等

宅録・配信周りを整えたことでいろんなことができるようになった。

・GRⅲ

コンデジ。喜助と名前をつけて可愛がっている。
中でも美味しいものを美味しく撮ってくれるカメラなので飯写真にハマる。

・マーチンOO-28

愛機。これさえあればいつまででも遊んでいられる最高の相棒。

今年のベストソング

ROTH BART BARON「極彩IGL(S)」

「君の物語を、絶やすな」と何度繰り返し聞いたかわからない。
今という時代に刻まれたすごい曲。
12月に2回ライブを観にいけてとてもいい年末になった。
連れて行った友達も感動してくれて嬉しかった。

私にとってのコロナ禍

昨年末にじわじわと始まり今も猛威を奮っているパンデミック。
年末一緒にライブを観に行った友達に「今年はまいさんが一番元気だったよ」と言われた通り、私個人としては運を味方につけ絶好調の一年だった。
友達は「ふるいにかけられる一年だった気がする」とも言っており、確かになぁとしみじみ思う。
この一年はとにかく出会いと別れの多い年だった。
パンデミックが原因で振る舞いの異常さが際立つようになった人や、耐え切れずSNSを止める人も多かった。
ツイッター上で知識人として振る舞っているたくさんの人が誤った情報や陰謀論に飲み込まれていく様は圧巻だったし、買い溜めに走る人たちの姿を生で見たのもすごい体験だった。

私は変わらず自分と愛する人たちのためにできることをしていこうと思っているし、困窮している人たちのことに思い悩んでは寄付をしたりしている。

たくさんのものが失われまた生まれた。というかこの機に生まれいづるものにたくさん出会っている人間は、おそらく少数派ではあるのだろう。

それでも、「君の物語を、絶やすな」。散々繰り返し聴いた通りこれからも歩みを止めない。

どんどん意識が先鋭化しており、他人は他人、自分は自分の闘争を引き続き全力で戦っていくぞと思う年末である。

誰も追いつけないくらい高いところへ行きたい。
私はもっともっと強くなる。

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