シリーズ「織瀬のアタマの中」#1

みなさんこんにちはー!
織瀬です('ω')ノ
note書くのはめちゃくちゃ久しぶりです。笑

そしてこのシリーズやっと書く気になりました。笑
まずは「世界はまだこんなに輝いてる」という曲について
どんな気持ちで作った曲なのかを書いていきたいと思います(*'ω'*)

この曲は、障害当事者の方に向けてつくりました。

織瀬が去年仕事で障害者施設に入所者している方と
外出企画をしたときのこと。
楽しく外出したんやけど、入所者の方から別れ際に
「楽しかった。寂しいね。また外に連れ出してね」って言われた。
そのときはなんとか耐えたんやけど
施設出た瞬間、我慢できずに車の中で泣いてしまったのね。
そのときの感情を思いのまま書き連ねた歌詞になります。


”同じ日々の中 新しいこと 刺激的なこと
それらを求めたいと 思うことは罪になる?”

施設にいると毎日毎日同じことの繰り返し。
朝起きる時間も、ご飯を食べる時間も、お風呂に入る日も、
外出は自由にできないし、買い物は施設内にある自動販売機だけってところもある。

そんなところで過ごしていたから、
私が連れ出した外出が楽しくて楽しくて仕方がなかったんだろうね。
「また行けたらいいなぁ」なんて泣きそうな顔で言われたんだよ。
そんなふうに思うことすら、ここにいる人たちは許されないのかなって。

”だって つまらないじゃない おもしろいことしようよ
誰も見たことない世界へ 飛び出してみよう”

施設や親元にいると、どうしても制限だらけ。
自分がしたいことも思いつかなくなるような、自由のない生活。
それってつまらんやん。おもしろくないやん。
せっかく生まれてきたんやから、楽しいことしよう。
あなたにしか見えない世界に出ていこうよって思った。

”笑って 笑って 大丈夫 キミならできるはず 怖いのは最初だけ
ほら 手をとって 世界はまだこんなに輝いてる”

本当にあきらめないでほしい。施設や親元だけじゃないって知ってほしい。
自立だってできるし、一人で悩まないで私らに頼ってほしい。
最初は怖いと思うけど、仲間はたくさんいるよ。
そこから出たら、世界が輝いて見えるから。


”同じ人として ただ純粋に 認めてほしい
そんな当たり前なこと 願うことは 罪になる?”

2番は社会に向けて。
障害者はいなくなったほうがいい?役に立たない?
そんなことないよ。
そんなふうに言う前に私たちのことちゃんと知ってほしい。
話を聞いてほしいし、存在を認めてほしい。

”だってみんな同じじゃない どこが違う?何が違う?
誰も見たことないキミを 見せてあげよう”

同じ人間だし、可能性を否定しないでほしい。
当事者の方に対しては、自分にはできないって思わないで
自分のこと無視しないで。できるってところを見せたろうや。

”嫌なこと吹き飛ばしてさ キミの笑顔が広まれば
ほらみんな笑顔 世界はまだ捨てたもんじゃない”

嫌なこともたくさんあるけど、うつむいてばかりいたら暗いままやで。
笑ってたらいいことあるし、周りも笑顔にできる。
笑顔の連鎖が起きたら、意外とこの社会もまだまだ捨てたもんじゃないなって思えるんちゃうかな。優しい人だってたくさんいるよ。

”誰かに後ろ指指されたって気にするな
キミは世界にたった一人だけ
そうさ キミの代わりなんていない”

ここは言わずもがな。このまんま。
否定する人はたくさんいるし、差別や偏見は正直なくならないと思う。
けどそこを気にしてたら相手の思うつぼ。
たった一人しかいないあなたの時間を、そいつらに振り回されてたら
めちゃくちゃもったいないやん。
自信もってほしい。あなたの代わりなんてどこにもいないよ。


障害のある方に向けて、一時の感情で書いた曲だけど、
自分に自信がない人や、新しいことしたいけど
なかなか踏み出せない人にも聞いてほしい。

最初は誰だって不安だし、怖いけど
周りを見れば助けてくれる人はいくらだっている。
「助けてほしい」って言える勇気は必要だと思うけど、
誰かが必ずあなたのことを見てるし、
頑張ってるあなたのことは、あなたが一番理解してると思う。
そんな自分を、まずは自分自身が認めてあげることから始めたら、
きっと、世界は輝いてみえるはず。

きれいごとばっかり言ってるとは思うけど
本当にこの社会から施設がなくなればいいと思ってる。

当たり前の自由な暮らしをすべての人に。
そんな社会にしていきたいです(*^-^*)

おわり!笑


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