笑う門

自分のための記録。珠城りょうさんへの想いや情報整理など。

笑う門

自分のための記録。珠城りょうさんへの想いや情報整理など。

マガジン

最近の記事

「マヌエラ」関連情報まとめ

PARCO PRODUCE 2023 マヌエラ I am a dancer. Love me ? 上演時間:約2時間30分(休憩20分含む) 企画・製作:パルコ 演出:千葉哲也 出演:珠城りょう、渡辺大、宮川浩、パックン、宮崎秋人、齋藤かなこ ほか ◆2023年1月15日(日) ~ 2023年1月23日(月)   東京建物 Brillia HALL(豊島区立芸術文化劇場)  S席 12,000円 A席 10,000円 U-25チケット 6,000円  後援 TBSラジオ ◆

    • 『桜嵐記』宝塚大劇場千秋楽ライブ配信を観て

      日刊スポーツの村上久美子さんの記名記事(6/28付 デジタル版)より。「珠城りょうは、きれい事ではない、飾りもない『実直な言葉』を発し続けた」という見出しがまず心に響く。 --- (前略) その集大成が、退団公演だ。芝居演出の上田久美子氏が珠城をイメージして「幹が太く大きく、まっすぐな木」という主人公像を描いた。上田氏とは、新人時代から縁があった。上田氏の宝塚バウホールデビュー作が、珠城のバウ初主演作「月雲の皇子」だった。 今作稽古時のインタビューで、珠城は「(上田先生には)

      • 『桜嵐記』『Dream Chaser』宝塚大劇場初日を観て

        初日観劇、わかってはいたけれど、胸がいっぱいです。泣きすぎて頭が痛い… 『月雲の皇子』『星逢一夜』『fff』、潤色だが『霧深きエルベのほとり』の時も思ったけれど、上田久美子先生の演出作品は誰かの色濃い人生に引き込まれて乗るジェットコースターのようなもの。しんどいけれど何度も観たくなる。 一方ショーは…中村暁先生に感謝!!こういう珠城りょうさん、こういう月組、こういうショーを観たかった!が全部詰め込まれていた(『CRYSTAL TAKARAZUKA』が私にとっての初めて観た宝塚

        • 「親エリザ」とはよく言ったもの

          【エリザベートガラコンサート2021 special ver.配信1日目&2日目を観て】 GWは2日休みなだけなのに2日ともエリザガラコンの配信を観てました。歴浅いしOG公演て今ひとつ苦手だけど、4月の2014花組バージョンも配信観たから結局3回も観てしまった…!2日目は観ないつもりだったけど、七海ルドルフをもう一回観たくて課金。 そしたら、望海さんを筆頭にスペシャルバージョン初日の昨日と全然違って、皆いきいきのびのびパワフルだった!初日のはなんだか型にはまり広がりがない印

        「マヌエラ」関連情報まとめ

        マガジン

        • 珠城さん関連
          1本

        記事

          ウエクミ先生の作品は難しいけどクセになる

          「ザッツ・京大」という京都大学広報課が運営するサイトに京大出身である宝塚の演出家・上田久美子先生のインタビュー(2020年)が載っていました。 上田久美子先生の作品は私には難解で、一回観ただけではいつも消化しきれない(この間配信で観た『fff』もそうだった)。しかし、その分、噛めば噛むほど味が出てくるというか、何回か観たあとで発見があったりして、考えさせられたり面白いなあと思うことも多い。今日読んだこのインタビューに、一筋縄ではいかない先生の哲学が見て取れて、これがまた興味

          ウエクミ先生の作品は難しいけどクセになる

          婦人画報「変わるもの、変わらないもの」を読んで(2021年3月号「宝塚トップスターの軌跡 珠城りょうさん(月組)」)

          「やっと会えたのに、さよならだなんて」で始まるリード文がもう泣かせる。コンスタントに珠城さんにインタビューを重ねてきたライター・矢口由紀子さんのテキストは、とても読み応えがあり、愛に満ちたものだった。 昨年末の大劇場公演での初日ご挨拶。「ちょっと聖母みたいな顔をして」という表現が、珠城さんらしい凛とした言葉で気持ちを伝えてくれたあの光景をよみがえらせてくれる。 退団発表のタイミングについては、本当にあの時しかなかったなあという絶妙なものであり、今回の記事で発表後の気持ちを少し

          婦人画報「変わるもの、変わらないもの」を読んで(2021年3月号「宝塚トップスターの軌跡 珠城りょうさん(月組)」)

          『Eternità』のライブ配信を観て愛を叫ぶ

          朝から昨日ライブ配信で観た「珠城りょう 3Days Special LIVE『Eternità』」を反芻。通勤のバスの中でアンコール曲の元歌を聴きながら涙。ヒゲダンにしろヤマタツにしろ神がかった選曲であらためて打ち震える。ファンが珠城さんのことを想う気持ちにもとれるし、珠城さんがファンを想う気持ちにもどちらにもとれる歌詞。こんなにも相思相愛なのかとドキドキする。 ヒゲダンの『Clap Clap』は、普段ならこんなに沁みないかもしれないけれど、前日、今回のコンサートのチケットが

          『Eternità』のライブ配信を観て愛を叫ぶ

          久しぶりに『激情』(2016年月組)を観た。「愛すること生きることどうしてこんなに切ないの」名曲…😭やはり柴田先生の作品はいいなあ。愛に生きる男が似合う、"切なさ"の伝道師・珠城りょう。

          久しぶりに『激情』(2016年月組)を観た。「愛すること生きることどうしてこんなに切ないの」名曲…😭やはり柴田先生の作品はいいなあ。愛に生きる男が似合う、"切なさ"の伝道師・珠城りょう。

          『クルンテープ天使の都』のこと

          『夢現無双』『クルンテープ天使の都』は、珠城りょうさんがこの公演で卒業を決めたと知ってから、心がザワつき穏やかな気持ちでは観られなくなりました。しかし、今日ふとタカラヅカ・スカイ・ステージをつけたらたまたま『クルンテープ』をやっていて、ショーなのに一つ一つの場面に物語があって月組らしいなあ、そして好きな場面しかないなあとあらためて思いました。体感5秒は大袈裟だけど、実際いつみても10分くらいで終わってしまった〜という感覚。大千秋楽なので月城かなとさんが

          『クルンテープ天使の都』のこと

          『月雲の皇子』を時代劇専門チャンネル 「華麗なる宝塚歌劇の世界」で観た

          案内役の中井美穂さん!語られること全てに同意ですが、中でも衣通姫の寝所に木梨が入ってくるシーンについてのお話「清潔な中にすごくエロティックな感じが濃く香る」、これには特にうなずきました。珠城りょうさんの全てのラブシーンには、ひょっとするとこの「清潔な中にすごくエロティックな感じが濃く香る」ってやつが漂っていて、そこがとても宝塚らしいし、珠城さんらしさでもあるのではないかな。そこに清潔感=品があることにより油断して近づくともんのすごい火傷を

          『月雲の皇子』を時代劇専門チャンネル 「華麗なる宝塚歌劇の世界」で観た

          『雨に唄えば』の美園さくらさんのこと

          『雨に唄えば』の頃、偉大な前任トップ娘役の後を引き継ぐさくらさんが感じていたプレッシャーは如何許りだったかと考えると正直胸が苦しくなるが、それはそれとして、ドンとキャシーの恋物語の甘やかな空気は、いつだって私を幸せな気持ちにしてくれる。そして、今あらためて観ると、娘役群舞のさくらさん、とっても可愛いし、まだ慣れない感じのデュエットダンスも初々しい。後に『I AM FROM AUSTRIA』のエマで開花するいかにも月組らしい自立したトップ娘役としての姿も

          『雨に唄えば』の美園さくらさんのこと

          珠城りょう写真集『Be Myself』に思う

          宝塚歌劇団月組トップスター珠城りょうさんの写真集『Be Myself』に寄せて。 「自分らしさを大切にという信念を下級生の頃から今でも変わらずに持っている」という珠城さん。『Be Myself』というタイトルに込められた意味は何だろうと考える。 こんなにもさまざまな表情(期待していたものも、想像すらしていなかったものもいろいろ)をみせてくれていて本当に盛りだくさん。ファンが喜びそうなもの、自分が挑戦したいもの、そしてスタッフが撮りたい珠城さん(これ、かなり感じた!)が見事に

          珠城りょう写真集『Be Myself』に思う