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私たちは森の一部である!〜『マザーツリー』(シザンヌ・シマード著)〜

おはようございます! Yukoです。

私たちはいつの頃からか森に、自然に、闘いを挑んできました。
完敗しているにも関わらず、まだ挑み続けています。

いえ、完敗ではなかったがために引き返せずにいるのかもしれません。





なぜ単一の樹種を植林すると森は弱くなるのか?
森は荒れていくのか?

森とともに育った著者は、健康な森と不健康な森の違いから、森が社会を形成していることを発見します。

森は社会を形成し、それに深く関わっているのが菌根菌なのだそうです。


土の中に広がる世界。
見えないけれど、森の健康や私たちの健康にも大きく関わっています。



今、私たちの身体も、私たちの細胞だけでできているのではないことがわかっています。
私たちの細胞よりもたくさんの細菌たちの働きによって、私たちは生きていけるのだとわかってきているのです。

そして、その細菌たちの多くは土壌菌であり、森の、私たちの身近な自然の、畑や田んぼの土壌菌たちとの共生によって成り立つ社会が大切なのです。




「これは、どうしたら私たちが森を救えるかについての本ではない。これは、私たちが木々によって救われる可能性についての本である。」

『マザーツリー』(シザンヌ・シマード著)

この本の中のこの言葉が印象に残っています。

”救う”の主語は私たちではなく、森だったのです。
森が私たちを救ってくれる。。。



「木を1本、あなたの木を見つけるのだ。自分がその木のネットワークにつながり、それが周りの木ともつながっているところを想像してほしい。感覚を研ぎ澄まして。」

『マザーツリー』(シザンヌ・シマード著)

著者は森へ行くことを勧めています。
森へ行って、木々と繋がること。
そうしたら、何か忘れてしまっている感覚を思い出せるのかもしれません。

自分の木。
その木からすべての木へ、すべての草ヘ、すべての虫へ、すべての動物へ、そして大地へ、海へ、空へとつながる。

水となり、風となって巡る想像の旅。



私たち人間は自分たちだけで存在しているのではありません。

ともに今という時を生きるものどうし、助け合って生きている存在なのだと感じてみたいと思います。



「私たちには進む道を変える力がある。
重要なのは、自然そのものが持つ知性に耳を傾けることである。」

『マザーツリー』(シザンヌ・シマード著)

私たちは私たちの生きる道を選び、未来を選びとることができます。





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