見出し画像

8/8~14

火曜
滑り落ちていくように3連休が過ぎた。
加納さんのラジオを聴きながら、今夜は『AUN』をみるのが楽しみだ。電車でミワさんの『生活記録』を読みながら、こんなしんどい毎日なのであれば、そうだと開き直ってでもこんな記録はつけておこうと改めて思う。

水曜日
帰って、何かしらを口に運んで、『ブランコ』を読もうとしていたらそのまま寝てしまった。
新宿MARZの楽屋YouTubeチャンネルがものすごくいい。2回目がTAMTAM、3回目がCRCK/LCKS、どちらもクオリティ、バイブスともに最高で繰り返し見聞きしている。
3000回も再生されていないのがもったいない。

木曜日
日記を読んでいる人が、「他人は操作できない、ていうことを飲み込んだ上でコミュニケーションを始めた方がお互い無駄に疲れずに済むやないですか。」と書いていて、それはSNSのリプライやなんやについての反応がこもる文章で、その通りだよなあと思うと同時に、上司がよく言う「人の口に戸は立てられぬ」が頭をよぎる。戸の立っていない口から出てくるあれやこれやの対応に今日も追われるのだ。後輩のライブには間に合いそうになかった。
悪いけどお前これからどんどん忙しくなってくるから、が言葉通りに忙しくなっている。

新木場COASTが閉館するニュースが回ってきた。来年の1月。
ライブを見に行った回数は片手で数えられるくらいな一方、バイトでは結構な回数いった現場で、好きな箱だ。
終演してごみを捨てたり柵を戻すときに外へ出ると、フッと海の匂いがするのがたまらなかった。
入場列を作るとき、海の向こうに観覧車が見えた日のこと日記に書いた気がする。
楽屋口にタクシーを回すために新木場駅前まで走った先輩が「COASTまでお願いします」と頼んで、ドライバーに近すぎるからと断られて帰ってきたアホな話を思い出す。
好きな箱だ。細部まで思い出せる。ZeppTokyoもそう。細部まで知っているところが無くなるのは寂しい。渋谷WWWXもそうだ、今日後輩が企画したライブがあるところ。いけないのが残念。

金曜
昼に撮影立合いで会社を出る。一人行動だったから、移動時間の40分は本を読んだり動画を見たりした。低気圧の眠気が途中からやってきて、撮影も1時間推した。千代田線でしばらく寝ることができて本当によかった。17時過ぎに帰社して、2時間くらいで終わる予定の仕事が3時間かかって、週明けの自分に意志を投げる気分でエイと帰宅。
案件としての数は少ないのだけど、しばらくかかりっきりで、しかも業務が日々肥大化している。週明けのワクチン接種でくたばった場合の対応を考えるだけでしんどい。
ミワさんの『生活記録』を相変わらず読んでいて、にくまん子『いつも憂き世にこのこめし』を買った。エッセイ漫画を買うときの気分はいつもだいたい同じ。

土曜
ウィスット・ポンニミット『ブランコ』絶版らしい6冊全て地元のブックオフで手に入ったので嬉々として読んだら大傑作だった。過去現在未来を往来するブランコと記憶の物語で、愛が物語を展開させていく。絵柄や構図は全く違うのだけど、記憶の風船を持つ存在など、『HOLIXX』に通じる何かを感じた。見覚えがあったのはこれ。

TVerの佐久間作品フェアにまさかの『SICKS~みんながみんな、何かの病気~』があった。1つ1つのコントが集約して物語になる構造がオシャレで面白く、当時から『ウレロ』より好み、特に清水富美加のキャラが好きだった。
見返してみるとメインの人物に対する、岸井ゆきの「どういたしまして!」や清水富美加「ちっくしょおお」など簡潔な決め台詞を持ったサブキャラのバランスに感心する。若林が「異常」と「普通」の狭間にいながら、本人は真剣にツッコみを入れるキャラを当時から演じさせているのがすごい。



『新しいカギ』がいい感じのバランスになって、フジの土曜20時に引っ越す。キャラクターコント、流行を取り入れたゲーム企画、パロディ作の3拍子揃った状態はとても好ましい。老若男女のテレビを担う位置にチョコプラがいるのが奇跡みたいだ。

アングラでビールを補給した。昼のカフェ営業を始めたらしくて、平日に休みが取れたら行くつもりだ。週末なのに何一つリフレッシュできていない気持ちで暗く淀んでいる。一本誘いの電話がかかってきたとき思わず家を飛び出しそうになったけど、グッとこらえた。4日後にワクチンを打ち終わる。

この記事が参加している募集

夏の思い出

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?