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ル・トゥケの海岸 ~夢で見た地へ~#5

"白いさらさらの砂に、横向きに緑色の草が生えていて、海岸は丘陵になっていて、少しどんよりした海が見える浜辺"ー

昔夢の中で見た記憶だけを頼りに探し当てた海岸へ、一人旅した記録を残すことにしました。

ル・トゥケの #4はこちら

いよいよ夢の海岸へ❢

ヨーロッパあるあるの朝型生活。
翌朝は7時前に目が覚めて、部屋の窓を開けると雨が上がり晴れ間が出ていた。
海鳥たちの朝の朝礼(鳴き声が激しい)を聴きながら急いで支度をし、海岸へ行くことにした。

ホテルのお部屋から、お天気を伝える朝の景色。

海岸の沿いに丘陵が見える。
風はあったけど寒すぎることはなく、とても心地よい。
海岸の先に、あの夢で見た、緑の草が生えた丘陵がある。
一目散に丘陵を駆け上がった。

Enfin! Je suis ici!ー

”白いさらさらの砂に、横向きに緑色の草が生えていて、海岸は丘陵になっていて、少しどんよりした海が見える浜辺”


海岸を調べている間、Google mapでLe Touque Paris Plageの海岸から、南下していくと、ほかにも気になっているところがあって、「もし滞在先の海が違ったら、移動しようかな」と、ストのことも知らず計画していたが、その必要はなさそうだった。
ここだという確証はないし、もしかしたらほかにあるのかもしれない。

だけど、なぜだか急に涙があふれてきて止まらなかった。
心の奥側から安堵する感覚。初めての感覚!

「ここだ。間違いない!」

ここだ!
ここ、ここ!!


感激で胸がいっぱい❢❢❢
本当にあったんだ!!夢じゃなかったんだ!

先日、旅から帰って“前世”について調べなおしたら、「前世の記憶がある人は、こだわりの土地があるという共通の特徴がある」「その土地のことがどうしても頭から離れず、地図で調べたり写真を見たりすることもある」と書かれていた。

まさに…❢❢❢

また、「ある場所を訪れた時に、その土地が無性に懐かしく感じる場合もある。意味も分からずに涙を流してしまう場合もあるでしょう」と。

私自身は現実的な部分もあるので単に「スピリチュアルな人」ではないと思っているが、でも最近はこの”直感とインスピレーション”を大事にしていることもあり、この説明を読んでさらに「前世」から呼ばれていた地だったんだと思っている。

海岸線
丘陵の反対側は自然公園、その向こうはホテルがある街

雨の予定だったが晴れてくれて、靴に入る砂のことなどお構いなく、丘陵を上ったり下りたりした。
朝8時台は周りに誰もいなくて、歌ってみたり♩
泣いて歌って、心が解放されていった。

ー ここに来れてよかった!!

しばらく丘陵の上から座って海を眺めていると、一頭のゴールデンレトリバーが飼い主と走ってきた。

そして、私の目の前、と言っても50mぐらい先のほうだけど、で止まり、長いこと(30秒以上あったかな)こちらを見つめていた。
その後、諦めたのか飼い主と一緒に海岸を走り去って行ってしまったが、なんだか「君は私のソウルメイトなの?」という気がする出来事だった✨

それ以外には誰もいなくて、夢の中で見た女性と男性に会うことが可能なのか(私の前世なら無理か)、出会うべき人がいたのかはわからない。
でも、ここに来たことへの達成感、やり遂げた感覚が何よりもうれしかった。

15年近く前に見た夢の中の光景。
長いこと想っていた願が叶うと、本当に心のわだかまりがなくなるように
スッと心が軽くなるのだと知った。

ちょうどこの旅の一か月前に、腹痛の激痛で悶えて急遽検査手術になった。この旅が実現できるか不安だった。
前日のハードな旅の疲れ、そして身体じゅうから発するエネルギーで興奮していたので、午後は安静に過ごした。

昼寝したり、町のブティックを覗いたり。
小さなル・トゥケの町は、建物がどこもかわいらしくて、ほんの30分ぐらいでぐるっと主要箇所を回れた。

なんて心晴れやかで、幸福感に溢れた瞬間だったろう!

丘陵の途中
前述のゴールデンレトリバー
Le Touque Paris Plage

私の偶然な出来事続きの夢の旅はもう一日続くが、
次回は~ル・トゥケの街並み~について書いてみたいと思う。

      🔦トリップアドバイス🔦
ル・トゥケは天候の変わりやすい地域です。
3月半ばの気温は摂氏13‐17度ぐらいでした。
海沿いは風が強いので、ダウンジャケットがあるといいと思います!

スーパーや薬局は日曜日もオープンしていました!

#LeTouqueParisPlage
#ルトゥケパリプラージュ
#ル・トゥケ




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