見出し画像

日本で買ってフランスに送ってもらう(か持って帰る)〜肩を張らずにフランス109

転送代行業者って知ってます?

日本のサイトで注文したものをそこを経由して海外の自宅に(まるで知り合いに頼むように)送ってくれる業者。随分前に何回か利用した。いろいろ不安もあったが一応ちゃんと届いた。いくつかのサイトでネットショッピングしたものをまとめて段ボール箱に詰めてくれたりする。手数料は取られるが日本に家族か親しい知り合いがない場合だと確かに助かるシステム。

だたし届くまでの待ち時間の気分はまるでギャンブルでもしているかのよう。

関税をとられるかとられないか?「贈り物」扱いだと胡散臭いものを入れない限り引っかかることなく大抵フリーで通る。それでも内容物の明記が義務化されているので(国内の小包でもそうだが)税関で疑われるようなものは注文しないほうがいい。ただでさえ国際郵便スピード便でバカ高い郵送料がかかる。ペナルティまでとられると元値に送料を足した全額の倍ほどかかる(実際あった)。被害?が広がらないようそこそこの物しか注文しないに越したことはない。

               ***

代行屋以外では、本屋のサイトで紙の本を直接注文、ア⚫︎ゾンでカレンダーをこれも直接注文した時には問題なくすんなり届いた。送料が商品価格ほどするのには閉口したが。

ちなみにフランスのアカウントでア⚫︎ゾンにログインして日本向けサイトに行ってフランスまでの送料も明記されていた頃もあった!現在はやめてしまったようだ。

こういうものは本来個人輸入と見なされる。ア⚫︎ゾンでも「地域によって関税がかかることがあります」という何ともあやふやな記載がある。もちろん関税がかかるのが建前。適当なことは言えないのでここは有識者に任せることにしようと思う。

               ***

日本からの帰国便で持って帰る場合も基本同じ。最近は機械物や精密機器を持って帰ることはしていない。カメラ、ビデオ関係は基本、関税がかかるから。詳しいことは外務省や大使館から情報が出ているのでご参照あれ。

どこかで聞いた話、アメリカ入国では税関がすごく厳しいらしい。ポータブルコンピューターとか、購入を証明できる領収書とかサイン入りの譲渡書(中古で買った場合)がないとまるで通らないと聞いた。盗んだわけでもないのにそこまでされるとまことに気分が悪い。

               ***

ところでフランスの税関、いろいろ突っ込めるところがあって面白い。こういう言い方をするとあまり洒落にならないのだが。

まず、人手が足りてない。
税関を通った実感がないまま外に出てしまっていることがほとんど。大きな旅行バッグをゴロゴロ押しながら、少しキョドった面持ちで税関にかかっても見向きもしてくれない。税関員がいても駄弁っているだけ。仕事する気があるんか!?そのままスピードを上げずに通り抜けてしまう。結構スリルがあったりする。経験のある方はわかるだろう。

次に、ストか何かが起こっている時。
自分たちに直接関係なくても「団結」して働かないことにしてしまう。こんな時はもちろん素通り。

あと、出発地によってコントロールの目の光り方が違う。
証拠はない。でもJAL、ANA、Air Franceとマレーシア航空でははっきりと違いがあった(経験あり)。いわゆる先進国の航空会社だと安全パイと思っているようだ。

                ***

いやまあ個人輸入とみなされるのは分かるとはいえ、個人レベルで何を買って持ってきたところでたかが知れた額だと思うんだが、、、そんなん捕まえてなんぼのもんや!と叫んじゃダメですかね?貴重品、芸術品とかすごく高価なもの以外は別にいいやんと思うんだが、、、

というわけで(どういうわけ?)ここ何回かの日本との往復では食料品とキッチン用品で旅行カバンをぎゅうぎゅう詰めにして帰ことにしている。単価がしれているし、あってうれしいのが結局こういうものだから。


代行屋も使わなくなった。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?