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予定外の週末の結末〜肩を張らずにフランス127

 24時間後、自宅に戻って来ていた。週末中続きそうに思えた野暮用を無理やり中断させて帰って来てしまった。トータル700km。長時間の運転の疲れもあって長く書く気力がない。この投稿も中途半端なものになるだろう。大変申し訳ない。

 日本の家族の話はこれまでの投稿に頻繁に出してきた。読者の方々もぼんやりと両親や兄のイメージがあると思う。
 フランスの家族についてはあえてnoteに出すことを控えてきた。特に理由があったわけではない。なんとなくだけれども巻き込みたくなかった。

 今回の野暮用はそちらのゴタゴタが原因だった。

 noteの記事は日本語で書いている。「フランスと日本」が大きなテーマとなっていてカルチャーショックとかちょっとした気づきとかをかる〜く投稿しているつもりだ。
 日本に帰国した報告にしても、自分から見ると旅行とさほど違いはない。なんだかんだ言っても3週間経てば終わっている。フランスで過ごす49週間が現実生活であることに違いはない。

 生の現実をダイレクトに話すことに少しためらいがある。「日本人vsフランス人」を経験として話せるのはこちらの家族の中で自分一人しかいない。家族の話したからどうなるわけでもないが何かわだかまりが残ってしまう気がする。
 自慢話もしたくないし、愚痴もこぼしたくない。仮に話す題材があったとしてもできるだけニュートラルな内容に留めていたい。本物の日記ではないので一線を引くことは大切だと思っている。

 そんなこんだでフランスの家族のことは話題に出ないか、極めて少ない。

 ボルドーを往復した今週末。察しの良い方ならもうお分かりだろうが、聞いて決して楽しい話ではない。まる二日縮めてまでして帰って来たことを思うと推して知るべしだろう。

 まあそういうこと。

 « Pont d’Aquitaine »の交通渋滞のない今朝の姿は綺麗だった。Bordeauxという街を訪れようと思う方は渋滞だけは気をつけた方がいい。
 それを除くと歴史的にもグルメ的にも魅力にはこと欠かない街。フランス南西部の入り口でもあり、パリからTGVで2時間30分。アクセスが簡単になったことで地価もウナギのぼり。Cognacも車で1時間。ワインとコニャック、アルマニャックに関心のある方は次回のデスティネーションにしてもいいかもしれない。

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