若手の弁護士の方に質問です。
いま，仕事は楽しいでしょうか。

楽しい！と思った人であっても，楽しさを感じられない瞬間もあると思います。
楽しくない！と思った人は，なぜ楽しくないのか分析したことはあるでしょうか。

これは個人的な経験則に基づくひとつの感想ですが，
仕事に楽しさを感じない要因の一つに，仕事相手の方に対する苦手意識があるものと想像しています。

仕事が楽しいと感じられるためには，仕事内容そのものだけではなく，対人関係も大きな要素だと思います。

私が昔働いていた事務所では，取引先（？）との関係で，波長が合わないな感じる人とも継続的に関わりを持たざるを得ないことが少なからずありました。
また，事務所のクライアントとの関係では，苦手に思う人もいました。
（なお，これまで所属した事務所の人は個人的には波長の合う人が多く，苦手に感じる人はいませんでした←本心です）。

新規相談でボスと一緒に相談に入って，自分は「あっ，この方苦手かも」と思っても，ボスが受任して，担当者が自分になってしまう，という経験をしたことがある人は多いと思います。
苦手意識を持つ人とでも，最低限やっていける程度の処世術（？）は若いうちに身につけるべきだと思います。

でも，苦手意識を感じてしまうお相手とあえて関わらなくて良い環境を手にすることができるのであれば，それはそれで大きくストレスが減ると思います。
ひいては，仕事の楽しさを感じることにつながると思います。

独立すれば，「あっ，この人苦手かも」と思ったら，お断りすることができます。
そして，特段苦手意識を感じない方からのご依頼であれば，より仕事のやる気も出ると思いますし，それが仕事に楽しさを感じることにつながると思います。
つまり，良いサイクルに入ることができると思います。

仕事を今より少しでも楽しむために独立する。
それもアリだと思います。