初めてのイベント開催で学んだこと

このたび、初めてのイベントを開催いたしました。
自分でイベントを開催するのはもちろん、有料のチケットを販売するのも初めてのこと。誰も来なかったら来なかったで諦めようと思いながらスタートしました。
せっかくなので(?)主に集客面などに関しレポートします。

値付け

今回お値段はすごく迷いました。
無料でセミナーされる先生もいらっしゃるのは知っていたのですが、一方でこれまで色々なイベントを覗いてきて、完全無料だと怪しげな人や本来のターゲットではない人の参加など、運営上の管理が大変になりやすいとも感じていました。

一方、有料にするとなると、これまでに(軽率に)出してきた有料noteの価格や、一般的なオンライン会の参加費なども参考にする必要が出てきます。私とお客様のテンションへの影響、内容との兼ね合いもあります。

1時間半のセミナーと2時間の交流会で、フル参加1000円、セミナーのみ700円、交流会のみ500円という値付けは、円滑な運営と双方のモチベ上げという目的から考えれば悪くはなかったかなと思っています。

ただ、実際に売れたのがフル参加がほとんどだったので、バラは使いにくいお値段だったか、そもそも内容的にフルが魅力的だったのか…でも単に分割だと安くなりすぎるので。難しいですね、値付け。

集客

初動は何よりインフルエンサーの力

今回のイベントは、外部からの検索には引っかからない形にしました。
初めてなので、あまりかけ離れたところから集まって来られても運営上の管理が難しすぎるというのが理由です。Twitterなどのウェブサービスを日常的に利用していて、検索・リンク等の機能をきちんと使えている方なら、Zoom利用上のトラブルや交流会でのマナー違反なども起きにくいかなと思いました。

なので、販促ツールは2つ
・ツイッターでの定期のつぶやき、Bioに告知
・noteの末尾でダイマ

この状況では、あまり多くは集まらないのは目に見えていました。私のツイッターのフォローフォロワーはともに100台で、大きな告知をするには少ないと感じられます。

しかし!!初日に数千フォロワーを持つ業界のインフルエンサーさんにRTしていただけたため、なんとインプレッションが初日から24時間くらいで2000超えに!!

この初動はかなり大きかったと思います。RTしてくださった方、本当にありがとうございます…!!

さて、ではどれだけ知ってもらえたら購買につながるのかですが…

大体1000インプレッションごとに1枚。

初動の時点でこの傾向は見えました。初動が落ち着いたあとも、最終結果で均すとやはり1000インプレッションあたり申込1くらいだったみたいです。
なので、もし私の通常のインプレッション数(RTなしだと1日で50~100インプレッション)だと今回の集客数は絶対に無理だったと思います。イベント開催する人にとってRTは本気でありがたいです!!!

ラスト一週間

初動後も週1くらいで告知をしたのですが、RTしてくださる方もけっこういらして(ありがとうございます!)、私の規模のアカウントでもポツポツお申し込みをいただけました。嬉しかったです。

そして一週間前、Peatixから「ラスト一週間がいちばん売れます!販促手伝いましょうか?」的なメール(要約)が届きました。
えっそうなの?そういうもんなの?
半信半疑な上に販促は別に頼まないで放置していたのですが…

通常通りの告知だけでも、ラスト一週間でさらに2枚。

ええ~ほんとにラスト1週間、努力のわりに申込あった!
枚数で言えば母数が少ないので他の週とそう変わりませんでしたが、事前にメールが来ていたのと、この週に特に注力して広告したわけでも目立った事象が起きたわけでもなかったので、「さすがPeatix、専門の業者だけあってよく知っている…」と尊敬しました。

結局、全部で7枚のチケットが申し込まれました。
初めてのイベント、ニッチすぎるテーマ、FF100台のツイッターアカウント、検索除け、と「売れない理由」を積み重ねた上での7枚なので、かなり成功したと言えそうです。

当日

さて、申し込んだ人が全員参加するとは限りません。金曜の夜ということもあり、思いのほかお忙しかった方もいらっしゃると思いますし、お気が変わられた方などもいらしたかもしれませんね。

当日、全部で3名の方が「ご欠席」。割合で言うと4割超ですから、もし申込者が2~3名だと、申し込みがあって安心していたら当日1対1に、みたいな事態が発生した可能性もあります。初動で人数確保できてて良かった…!!

無事にご参加くださった方たちは皆様、Zoomの操作で手間取ることもなく、ルール違反の方もなく、交流会で攻撃的なことを言う方もなく、運営上非常にスムーズで助かりました…!本当はもう少し大人数でわいわいできたら良かったですが、そこは私の集客力不足ですみません;

やや予想外だったのが、Zoomでセミナーをしながら参加者のアラートも時々チェックするというのが意外と大変なことで、かなり気をつけてはいたものの、もし入室が許可されず諦めた方がいらっしゃったら本当に、本っっっ当に申し訳ないと思います。
一人で運営するなら今度から遅刻は〇分までとか区切ろうかなと本気で考えました。待機室無効はちょっと危険ですしね…。

イベント終了後、完全欠席の方はキャンセル返金手続きを取りました(そもそもできるのか?と思っていましたが、どうやら簡単にできた模様です)。
それなりのお値段を付けただけに、欠席でもいただきますというのは罪悪感が…というのと、運営上、参加アラートに気づけなかった可能性も微レ存なので、もしそういう方がいらっしゃってお金だけ取られていたら悲しすぎると思ったからです。
今後イベントを開催することがあったらどうするか分かりませんが、とりあえず今回の対応ということで。

まとめ

・約1000インプレッション≒1申込
・インフルエンサーの影響はすごい&RTは神支援
・収益度外視でも、欠席者を加味して人数確保したい
この辺はやってみないと実感として見えないことでもあったので、経験できて良かったです。

欠席者の返金を行ったので、参加者4名分からPeatix側の手数料を引いた額が最終額となります(ご参加の方、本当にありがとうございました!お値段分のものをお渡しできていればいいのですが…!)。

今回、有料版Zoomを使用しましたが、こちらは元々プライベート利用のためにアップグレードしたもので、イベント利用は「間借り」です。
なので、実質的な経費としては「どうしても手元にメモを置きたくてスライドをコンビニ印刷した費用」くらい。簡単に欠席者返金に至れたのも、オンラインだから場所代がかからないなど原価・経費の少なさが背景にありました。

もっとも、準備時間としてスライド作成や発表の簡単な練習も行っているため、運営全体で考えれば決して「ボロ儲け」ではないです(笑)
でも、内容を考えるのもお話するのも、そしてもちろん交流会も、私自身はとても楽しく、充実していました!きっと多くのイベント主催者さんも、そういう気持ちがあるから続いているのだと思います。

反省点もいくつかあり、「もし次回やるとしたら…」なんて考えたりはするものの、今のところ、具体的なことは一切未定です。
もし何かやるときには、またよろしくお願いします。

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