見出し画像

我らローソン村の観光協会。村のいいところをアピールして一人でもファンを増やしたい!

2022年9月からスタートしたローソングループの公式note。これまで21本(3/10現在)の記事がアップされており、登場人物もローソングループ各社の社員やオーナーさん、クルーさんなどバラエティに富んでいます。スタートから約半年が経過したタイミングで、この公式noteの運営メンバーによる座談会を開催。noteを立ち上げた理由や記事制作への思い、現時点での成果などについて語り合いました。

※本記事インタビュー2023年3月時点の所属となります

ローソングループ全体としてのPRを

──そもそも、なぜローソングループの公式noteを立ち上げたのでしょうか?

白井 ローソングループ内には、ローソンローソンストア100ローソン銀行ユナイテッド・シネマローソンエンタテインメントなど、様々な会社があります。これまでブランディングやPR等に関しては各社それぞれが実施していました。そんな中、ローソンが2025年に創業50周年を迎えるにあたり、ローソングループ全体としてブランディングに取り組もうとプロジェクトが立ち上がりました。グループ会社が一緒になり取り組むプロジェクトは初めてだったので、まずはローソングループで働く皆に共通する想いは何かを皆で議論し、その中で「みんなの役に立ちたいチャレンジャー」という共通の想いがあるのだとわかりました。これは、日常でも、有事の際にも「私たちは“みんなと暮らすマチ”を幸せにします。」というグループ理念の実現に向けて行動するローソングループ社員の想いに通じています。例えば、震災時、被災地への物資供給、学童保育施設へのおにぎり無料配布などは、まさに社員一人ひとりの“みんなの役に立ちたい”という想いが結集して実現したものです。この想いを持ってマチのために頑張っている人たちを伝える場の一つとして公式noteを立ち上げることになりました。

──登場している人選の基準は?

白井 まず、強い想いをもって仕事に取り組んでいる人。そして、自分の言葉で今チャレンジしていることについてしっかり語れる人ですね。

渡辺 例えば、当社で言うと3月2日に登場したHMVの山本は、そもそもバイヤーという業務内容に興味を持っている方が多いので推薦しました。山本は音楽の知識が豊富ですし、仕入れて売るだけではなく、自ら商品を企画・制作したり本を書いたりもしているのでぜひ紹介したいなと。ユナイテッド・シネマの蒔田まきたを推したのも同じで、いろんな方に紹介したいなという気持ちですね。二人とも強い想いをもって仕事をしているので、このような場で皆さんに紹介できる機会があり、嬉しく思っています。noteを通じて、当社の取り組みや社員を知ってもらうことで、何となくの雰囲気でもいいので「おもしろそうな会社だな」と思ってもらえれば嬉しいですね。

まずはローソングループについて知ってもらいたい

──どのような思いでnoteの運営をしているのですか?

白井 まずは、ローソングループがやろうとしていることや、社内やグループ内にこんなに頑張っているすごいチャレンジャーがいるということを、一人でも多くの方に知ってもらいたいという想いですね。それによって自分も何かチャレンジしてみようと思ってもらえたらうれしいかなと。

渡辺 私自身が感じていることですが、ローソングループは様々な業種の会社が集まって1つの目標に向かって皆で協力している“村”みたいなものだなと。その“ローソン村”にはいろいろな想いをもって、新しいチャレンジに尽力しているおもしろい村人がたくさんいるのに、縁の下の力持ちでなかなかスポットライトが当たりにくかったり…。だから私たちは“ローソン村”の観光協会みたいな感じで、「みんなの役に立ちたいチャレンジャー」という理念を実現するために働いている“村人”を読み応えのある記事を通じてしっかり紹介することで、“ローソン村”のいいところをPRしていこう!と、そんな思いで取り組んでいます。あの村、面白い人がたくさんいるから行ってみよう!食べてみよう!使ってみよう!などと思っていただいて、最終的にはあの村に住んでみたいな…みたいに感じていただけたら本望です(笑)

人にフォーカスすると様々な気付きが

──これまでアップされた中で、特に気に入っている記事は?

白井 ローソン 四谷左門町店のリーダークルー、77歳の小林美津子さんの記事ですね。内容もさることながら、この記事に多くのクルーさんが、勇気づけられるとか明日も頑張ろうといったコメントを寄せているのがいいんですよ。あとはローソンストア100の林さんの記事もよかったですね。洗車をしていると4~5時間平気で経つと語っていたのですが、それくらい無心になれるものが私にはないので、うらやましいと感じると同時に、私も見つけなきゃと思わせてくれました。

江口 私も林さんの記事ですね。「だけ弁当」というローソンストア100ならではの商品自体のユニークさと、林さん個人のキャラクターの濃さが個人的には大好きです。

池内 推薦した私としてはうれしいですね。取材される側からすると、商品のことは発信しやすいのですが、作っている人の思いを丁寧に発信するのは難しいのが現状です。だからこそ当社の林の思いを丁寧に発信できたのでよかったと思っています。ローソングループ公式noteの「人にフォーカスする」というコンセプトは他にはあまりないので、貴重なメディアだと感じています。それと、個人的には北美保さんのインタビュー記事がよかったです。
ローソンストア100では子育てをしながら働いている人にフォーカスをして案内をしたことがなかったので、社内のそういう人を取り上げることで、仕事と育児を両立している人がいることを知れば、自分でもやれるかもと思う可能性があるので、有意義な記事だと思いました。

渡辺 当社社員含め、どの記事も押し並べておもしろいと思うのですが、強いて挙げるとすればローソンのアバターを担当されている月生田さんの記事ですね。法務部の部長がアバタープロジェクトのリーダーをされているという点に驚き、興味と強い想いをもっていれば所属部署関係なく、やりたい仕事にチャレンジできる。ここがローソングループっぽいなと。アバタープロジェクトが自社にとっても社会にとっても有意義だという信念をもってプロジェクトを進められ、それを実現されたことに感銘を受けました。

グループ会社として“仲間意識”が芽生える

──これまで半年間、ローソングループ公式noteを運営してきての感想や手応え、やってよかったと思う点は?

白井 公式noteを立ち上げる前は、グループ各社、お互いのことをほとんど知らなかったんですよ。でも他社が取り組んでいるチャレンジや頑張っている人の記事を読むことで、その人のことを応援したいと思うようになったり、連絡を密に取るようになるなど、いいことがたくさんありました。

池内 確かに、今まで自分が所属するローソンストア100はローソングループの一員だという意識はありましたが、他のグループ会社に関してはほとんど知らなかったので、親近感や連帯感という意識はあまり持てていなかったように思います。でも、このnoteで他のグループ会社で懸命に働く人の記事を読むことによって、仲間意識が生まれ、同じローソングループ会社として一緒に頑張っていこうと思えるようになりましたね。

白井 そうですよね。グループ各社、業種も仕事内容も違うのですが、「誰かのために」という仕事に対する思いは同じ。noteのインタビューを通してそれを知ることができてよかったです。

渡辺 noteはあくまで社外向けではあるものの、社内でnoteの認知度が上がることによって、グループ間で新しいビジネスが生まれる可能性もあるので、その面でも意義は大いに感じています。個人的にも、今回の編集部のようにグループ各社の皆さんと、同じ目標に向かって一緒に楽しく仕事ができること自体がとてもうれしいです。

江口 当社にとっては直接的なメリットがありました。ローソン銀行は通年で中途採用を行っているのですが、先日noteの記事をきっかけに当社に応募してくださった方がいらっしゃったそうです。その女性は、働きたいけれど、お子さんを抱えているから不安を感じていらしたそうです。そんな時先ほど池内さんからお話が出た、当社の営業戦略部マネジャーの北美保のインタビュー記事を読んで、自分と同じく子どもをもつ北が無理なく生き生きと活躍できる会社なら自分も働けそうだと思い、応募してくださったそうです。とてもうれしいし、ありがたいし、noteをやってよかったと思いました。

ローソングループで働くいろいろな人を紹介したい

──最後に今後の展望や目標、やりたいことを教えてください。

白井 ローソングループで働く人は20万人以上。これまで登場した人以外にも、まだまだおもしろい人がたくさんいます。例えば、ローソン高知やローソン沖縄など全国で熱い想いをもって働いている人や、ハワイや中国など海外のローソンで働く人たちも紹介したいですね。

池内 なるべく幅広い層の人に出てほしいと思っています。ローソンストア100としてはまずは林、星といった強い想いを持って働いている社員を出したのですが、今後は、現場でものすごく頑張っている若手社員や、女性社員にもフォーカスしたいです。

江口 このnoteをきっかけに、グループリソースを有効活用しようという視点をもち、最終的には他のローソングループ会社と一緒にビジネスができるところまで拡大していけるといいなと考えています。また、グループ他社の人の記事を読むことで、視野が広がったり、モチベーションが上がったり、ビジネスの幅が広がる可能性もあるので、今後よりコンテンツを充実させていきたいですね。

渡辺 まずは第1ステップとしていろいろなローソングループの取り組みや働く人に関する情報を発信することで、ローソングループの認知度を上げたいです。当社で言えば、ローソンチケットは名前に“ローソン”が入っているので、まだお客様に認知はされやすいのかなと思いますが、HMVやユナイテッド・シネマがローソングループとはまだまだ知られていないと思います。その後、第2ステップとして、ローソングループのファンを増やしたいです。“ローソン村”を好きになっていただける方を一人でも多く増やして、コミュニティを作りたいですね。それが最終的な野望です。そのために“ローソン村”の観光協会の一員として今後も頑張りたいです。

この記事が参加している募集

自己紹介

みんなにも読んでほしいですか?

オススメした記事はフォロワーのタイムラインに表示されます!