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【圧倒的差別化!】新歓の最強ツールを紹介!

こんにちは。
ラクロス監督の陽一です。

前回に引き続き、今回も新歓の話です。

今回は「全大学がやるべき!新歓の最強ツールの紹介」というテーマでお話しします。
ぜひ社会人の方々にも見ていただきたい内容です。
リクルーターの方はぜひご注目ください。笑

【前回の復習】新歓は「1ON1」

新歓は1ON1が大事で、
「モリで1匹1匹魚を突くが如く勧誘せい!」
というのが前回の内容でした。

今回はその新歓1ON1をサポートするツールの紹介です。
1ON1をする上で、勧誘下手でもこれがあれば話しかけやすいという最強ツール、
それが
「パンフレット」
です。

パンフレットと聞いて、なんだその程度かと思われる方もいるかもしれません。
しかし、岩大のパンフレットは実に戦略的にできています。

ここからは、そのパンフレットがいかに戦略的かという説明をします。

【戦略①】差別化

ラクロス部として新歓をする場合、ライバルはどこになるでしょうか?
答えは「同じ大学のすべての団体」です。
そう、ライバルはとても多いんです。

そのため、
「いかにラクロス部を知ってもらうか?」
というのが重要になってきます。

さて。
ここでイメージしてもらいたいのですが、一斉に始まる新歓の勧誘では、他団体はどんな方法で新入生に最初のアプローチをしていくでしょうか?

多いのは「1枚もののチラシやビラを配る」ことです。

別にこれは悪い方法ではありません。
むしろ、SNSだけでなくリアルな接点も持たないといけないので、この方法はとても大事です。
これをやらない団体は新歓では勝てないでしょう。

ところが、どの団体も同じようにやるので、当然、新入生は数多くのチラシやビラをもらい、最終的にはそのほとんどがチラ見されてゴミ箱行きとなってしまいます。

ラクロス部としてはそこで少しでも爪痕を残したい。

そんなときにこのパンフは強いです。
こやつは簡単にはゴミ箱にはいきません。

なぜなら、冊子になっていて厚みがあるので
「ちょっと中身を見てみようかな」
という気持ちになるからです。

他の雑なチラシの中に、厚みがあってキレイな冊子があればちょっとでも見たくなるのが人間心理です。
そこでちょっとでも見てくれたらもう勝ちです。
ラクロス部としての認知は成功です。

しかも、岩大ではあえて冊子をA5サイズにしてちょっと小さくしています。
他の団体のビラはほとんどがA4サイズで作られるからです。
他より小さく、厚みがあってキレイな冊子になっている』
これにより他の団体との差別化ができています。

面白いのが、例年、勧誘中に新入生に
「この冊子みた?」
と聞くと、
「あ、それもらいました」とか「見ました」
と回答してくれる人が意外と多いんです。

そもそも「もらったことを覚えている」のがすごくないですか?
普通、多くの団体からビラを渡されたら、どこの団体のものを渡されたかなんて覚えていません。
このパンフがラクロス部の認知を獲得するのに有効であるという何よりの証です。
さらに、もらったことを覚えていればその後の会話もスムーズです。いちいちラクロス部の紹介をゼロからしなくて済むからです。ラクロス部をゼロから紹介するのが実は一番面倒だったりしますよね。
そこも解消できるので、パンフによる差別化はとてもおすすめです。

【戦略②】協賛

実は岩大のパンフは部員たちのお金の負担がありません。
なぜなら、部員たちは地域のお店や会社に営業をかけて協賛をもらっているからです。
協賛各社のお名前はパンフの後半に記載させていただいています。
その協賛金のおかげで、部員たちはお金の負担がないどころか、余剰資金も生まれていて、その資金で新入生の道具購入の補助もしています。

協賛各社様のおかげです。本当にありがとうございます。
岩手にお住まいの皆さん、ぜひこの協賛各社様をご贔屓にお願い致します。

ラクロス部はただの部活動ではない

以上が岩大ラクロス部の新歓パンフ戦略です。
ちなみに、この新歓パンフは就活にもかなりプラスに働いているようです。
なぜなら、
「差別化」
「協賛を集めるセールス」
これはビジネスそのものだからです。

部員たちは毎年当たり前のようにしれっとやってて、これが自己PRになると思ってないみたいですが、実際、面接でこの話をすると高評価をいただくことが多いと聞いています。

大学の体育会の部活動といえば、そのスポーツを一生懸命頑張った経験が自己PRになるものです。
でも、僕はラクロス部をそういう一つのことだけやる部にはしたくない。

もちろんそのスポーツを一生懸命やるのは素晴らしいです。
でも、今は変化の時代です。
大手企業も突然早期退職や会社統合をするような時代です。
決められた枠組みの中でしか動けない、というのはかなりのリスクです。

僕は、部員たちには、
たとえ環境が突然変わっても柔軟に対応できる、変化できる
そんな能力をラクロス部で培ってほしいなと思っています。

新歓パンフを作りたい場合

もしこの内容を見て新歓パンフ作りたいというチームがあったら連絡ください。
実は毎年いろんなチームから相談を受けてまして、このパンフを作って新歓したところ、
愛媛大→部員19人で新入生20人獲得
大東文化大→部員14人で新入生22人獲得

という成果を挙げているチームもあります。

新歓のノウハウ、協賛の集め方、新歓1ON1のやり方…
そんなこともアドバイスしてますので気になった方はお気軽にご相談ください。

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