はじめてのCDリリース。

『アイドル』のコーナーにLaynの名前が並んで、大好きでよく通っていたヴィレヴァンやタワレコに特設コーナーがあって、私たちの曲が流れていて、サインがあって。

うれしい。本当にうれしいしか出てこないや、は〜うれしい………うれしい………………

たくさん通っていたお店にアイドルとして並ぶ自分の姿、大好きな5人と一緒に迎えられたこと。

街ゆく人が目にする場所に『アイドル』として自分が存在していること。

うれしい。

ずーっと前からアイドルだったけれど、『私、アイドルなんだ』って胸を張って言えないなって時も多くて、

他のアイドルさんや先輩、同期がリリースで盛り上がっているのをうらやましいなあってずっと思ってたけど、
どこか自分はそちら側の存在になれない気がしてて。

世の中にこんなに沢山アイドルがいる中で、
私たちのコーナーをこの渋谷のVV、タワレコという過去様々なアイドルとの歴史がある場所で作ってもらえるのが本当にすごい、

うれしい、やっとみんなに胸張ってアイドルなんだって言えるなあ………。

期間限定で来週半ばには変わっちゃうと思うから、みんな急いで見に行ってね🏃‍♀️🏃‍♀️

︎︎◌  ◌  ◌


そしてリリース当日にイベントをさせていただいた渋谷VVさんは、
個人的にすごく思い入れがある場所でした。

Laynに入る前、アイドルになってすぐの頃からずーっとこの場所でライブをさせてもらっていて、

その時は自分たちの曲でもなくて、曲も最初は1曲しかできなくて同じ曲を2回披露したり。

みんなとの距離が近いのがこわくて、ずっと遠くの天井を見てライブをしたり。

推してくれるのが、コールしてくれるのがこんなにうれしいんだって知った場所。

少し成長した頃、念願の自分たちの曲ができて、はじめてのリリイベをしたのもこの場所だった。

そんなたくさんの思い出が詰まった場所に、Laynの二色真鈴としてもう一度帰って来れたよ🌱🌱

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裏口を抜けた瞬間から楽屋に入る雰囲気、ステージの高さと距離感、すべてが懐かしくて。

ここにもう一度アイドルとして来る時どんな気持ちになるかな、って前から考えてたんだけど、

かっこ悪い話、楽しかった記憶だけじゃなくてステージに立つのがこわいと思ったことも思い出してしまって、
まだどこかにいた弱虫な自分がここにきてフラッシュバックして、
ステージに立っている時一瞬、今の私はまだあの時の私だ、って思った

自信がなくて、大好きなみんなとすら目合わせられない私が今もまだいることに動揺した。


人って視覚だけじゃなくて匂いや音とか、五感の感覚でその時のことを覚えてるって聞いたことがあるんだけど、本当にその通りで。

いなくなったと思ってたのになあ、どこかにはいるんだよね。


あんまり暗い話はしたくないから話したこと少ないんだけど、

私の根っこのこわがりは、
たかが小学生のいじめではあるけれど、何をしてもきつい言葉を言われる、という時期があって、
その頃から自分の挙動をすごく気にするようになってしまって。

根っこにあるトラウマだから、人の顔を気にしてしまう、顔を見るとなんて思ってるだろう、って不安になる性格は、
自分でも気づいてない時もきっとずっと私のどこかにいる。

自分のことを見てくれている人が多いほど、
大切だからこそ大切に出来なかったらどうしよう、と思って誰のことも見れなくなって目を逸らしてしまう、
そういう自分が、成長したところを見せられると思った今日の私の中にすらいた。


Laynにとってもおやす民さんにとっても大事な日なのにパニックになってごめんって気持ちと、
でもここに立ててうれしい、
緑のサイリウムと大好きなおやす民さんのあなたの顔が見える、
うれしくてだからこそもっと見たいのに、成長した姿を見せたいのに上手くいかなくて、
悔しい〜〜まだ弱虫のままなのか、って感じた。

泣き虫なところも、ずっと昔からいる私のままだなあ。
ずっと直さなきゃダメだって思ってた、

でも最近は、そんな自分のことをいい加減認めなきゃって思ってきた。

自分の弱い部分も抱きしめてあげなきゃ、本当の意味で私が成長することはできないから。

私しか気づけないような、どこかにいる弱虫な自分のことを私すら気づかないことにしたら、
不安な私がずっとひとりぼっちで泣いちゃうから。

もっとかっこいい人だったら、
もっとどんどん成長を見せられる人だったらみんなは喜ぶだろうか、あの人はそばにいてくれただろうか、って思うこといっぱいあって、

それでも私は私の弱い部分と付き合っていかなきゃいけなくて。
人にできることが必ずしも自分もできるわけではない、同じように進めるわけではない。


そんな弱虫な私でも、頑張って歩き続けて今日、ついにCDリリースができた、
私を受け入れてくれたこの5人とだよ。

それをみんなと一緒に喜べることが本当にうれしい。


私きっとこれからもずっと自分の嫌いなところたくさんあるし、
勝手に寂しくなって心配かけることもあるし、
大人になっても弱虫な私はきっと離れてくれないと思うけれど、

でもそんな弱虫ちゃんが4年間頑張ってきたら、こんなに素敵な人たちが私を見つけてくれた。


『アイドル』って、完璧な存在のことを指すわけではないんだって最近改めて気づいた。

今の私は昔よりも少しだけ自分の理想のアイドル像に近づいてきたけれど、

あの頃の私も悩んで必死にもがいてがんばる、素敵なアイドルだった気がするなあって。

何度でも落ち込んだり弱虫になったとしても、
一人一人のあなたを大切にする気持ちを忘れない私でいたい。

今の私もあなたにとって素敵なアイドルでいられているかな、いられているといいな。

どこかに弱虫な私がいても、みんなが私のこときっと好きでいてくれるって信じていてもいいのかな。

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毎日、Laynでがんばりたい、って思うことばかりなんだ。
渋谷VVにLaynと一緒に立った景色、夢みたいだったなあ…………

今日もこの場所が大好きだった、

Laynになって最初から今日のリリースまでずーっとこの5人で来れて良かった、だいすき〜〜！！！


泣いちゃう日も上手くいかない日もあるけれど、あなたが味方ならどんなことでも乗り越えられる気がするんだ。
ねえ、これからも一緒に素敵な記憶をつくってくれますか？


"夏の魔法が解けても私を離さないで！"