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イタリア料理は好きだけど・・・

こんにちは!
LINDAですっ!

あんなにはまったイタリア料理の勉強を辞めた理由。
それは、不信感からでした。

先生は、その地域では超有名店で修業をしていた方。
しかも、イタリアでも修業したことがあるそうなので、
知識も技術も申し分ないです。

さらに、お魚屋さんでも働いたことがあるそうで、
魚の下ろし方なんかも、ばっちり教えてもらえました。


そんな先生への不信感が沸いたのは、
チーズ講座からです。
月に1回、チーズを3種類ずつ味わいながら、
チーズとワインのマリアージュも学ぶというレッスンが始まりました。
レッスンは、1回6,000円。全12回。
なかなかのお値段。
でも、先生の腕を信じていたので、参加していました。

レッスンでは、まず3つのチーズに関する知識を座学で学びます。
生産者の思いや原料、製造過程などです。
そのときのテキストは、先生が用意してくれていました。
座学は、そのテキストを読むだけ。
先生が読むのだけれども、漢字を間違って読んだりしてて
「大丈夫かな?」と思いました。
だって「出汁」を「でじる」と読むんですよ?
料理人なのに。

チーズは、官能検査のように、見た目、香り、味、食感など
テイスティングして評価していきます。
カットするためのナイフ、カッティングボードもあって、
カットの仕方はテキストに載っています。
参加人数(お金を払っている人)によって、いただける量が変わってきます。
代金を払ってても、欠席の分は真空パックにしてくれるので、
後日取りに行くというシステムでした。

ただ、この講座、本来は個人向けのものだったのです。

月額10,500円×12回!
もちろん、チーズはまるごと自分だけでテイスティングできます。

場所と、チーズに合わせたワイン1杯、
そして、ちょっとしたパスタなんかを出してくれてたので、
プロのパスタが食べれる日だと思って、参加していました。

そのうち、参加者の一人が、
チーズの勉強というよりは、飲み会のついでにチーズみたいになってきて、
いろんな食材を持ち込み、
チーズの勉強の合間に調理をし、
チーズに合うとか合わないとか関係ないただの飲み会と化していきました。

そんなに気が合う人ではなかったので、
飲み会タイムは苦痛でしかなく。。。
にこにこ愛想笑いをしながら、
ちょっと遠慮しながら食事をする地獄の時間。

あたしは、22時になったら必ず帰るようにしていましたが
日をまたぐまで、その会が続く日もあったそうです。

でも、そのレッスンに出ていなければ、
スミレの花や葉っぱをまぶしたパリエティン・アッレ・ビオーレや
バローロの香りがつけられたテストゥン・チュック・アロ・バローロ、
一度は絶えてしまった「ゴルゴンゾーラの父」と言われるストラキトゥン
などなど、
希少なチーズたちと出会うことはなかったと思います。


そんなとき、さらに不信感がつのるような
お知らせがきたのでした。。。

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