幸せを届けたい不動産屋、坂下です。

不動産屋は、水曜日休みが多いです。
弊社も水曜日休みにしてます。
水曜日に営業しても良いのですが、不動産関連の会社は概ね水曜日休みが多いので、業務が進まない面もあり、水曜日を定休日としています。

ではなぜ、水曜日休みが定着しているのか？といえば、
不動産の契約ごとが「水」に流れないように、水曜日にはアポイントを入れない、というゲン担ぎが由来だそうです。
信じるか信じないかはあなた次第です。。。(笑)

でも、本当にそういう理由からだと言われています。

それほど、不動産の仕事は「水もの」で、予定通りに行かないこと、想定外のことが起こる事、そんなことが頻繁にあることは事実です。
契約の段取りを取っていたのに、契約を止めたいと言われたり、
自分に所有権があると言っていたものが別の人のものだったり、
親族全員の同意と言っていたのに、猛烈に反対されている方がみえたり、
「言ってたことと違うじゃん。。。」的なことは、頻繁に起こります。

約束が水に流れないように。。。と祈りたくなる気持ち、めっちゃ理解できます。

不動産は身近にあるようで、なかなか関わる機会が少ないもので、
なおかつ高額なお金が動くものであるし、
不動産そのものに親から引き継いだり、苦労して購入した過去のこと、昔の思い出などの人の「想い」も乗っかっているし、
いろいろと迷ってしまうものなんでしょうね。

きっちりと段取りを取った後だと、急な変更にがっくり来てしまうこともありますが、
そこは、クサらず、怒らず、悲しまず、
しなやかに柔軟に対応していかなければ、身が持ちません。
「不動産屋は神経が図太い」なんて陰口を言われがちですが、
こういった、何があってもフレキシブルに対応していくスキルがあるからなんじゃないかと思っています。

そういう意味では、ある程度楽天的な人の方が向いているような気もします。
それでいて、契約事は繊細な注意力も必要なので、
繊細かつおおらかな人、という感じの人が不動産屋にはぴったりです。

蝶のように舞い、蜂のように刺す。
モハメド・アリの言葉を何となく、思い出しました。。。

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坂下　久也

株式会社ハウスアイビー　取締役
長良川行政書士事務所　所長

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