Empath(感じやすい人)

Empathという言葉をAnitaさん(Anita Moorjani)の動画で初めて知って、以降複数の人がEmpathについて話しているのを目にし、耳にした。日本語で何か当てはまる言葉がないか調べてみたが英辞〇やWe〇lioで他人の感情を読み取る超能力の持ち主的な訳になっていて、でもどうも違う気がする。

英語ならば英語でというわけで調べてみて分かったのは、Anitaさんらが言っているのは超能力ではなく極度に感じやすい人。(良いことも悪いことも)度を外れて他人に共感してしまい、精神だけでなく肉体的にも相手との境界線がなくなって自分のことのように感じて憔悴してしまうような人のことを言っているらしい。あらためて日本語「エンパス」で検索したら、普通にあった。そうか。エンパスでいいのか。

どうもエンパスを超能力とする訳からスピリチュアルを嫌う人から「エンパスなんてものはない」と言い切られる誤解も生じているみたい。確かに超能力的な解釈をしている人はいるが、英語での解釈ではEmpath=超能力者とは限らない。

言いたいことは「エンパス=極度に感じやすい」のはいいことでも悪いことでもなく、ただ「感じやすい」だけということ。それは目まぐるしく変化し、ストレスの多い世の中では非常に生きづらい。生きていくためには自分が極度に感じやすく、ボーダーが異様に薄いことを自覚してそれに対処できる(=境界線を築いて自己防衛する)ようにするのが大事だということ。

なぜこんなにくどくどと書いているかというと、私自身がどうもそのEmpathの条件に当てはまるように感じるから。分類はなんでもいいが、生きやすくなるための知恵はなんらかの分類から得られることも多い。というわけで、このところ気になるEmpathについて、しばらく調べてみようかと思ったが、どうもAnitaさんが著作や動画で繰り返し指摘している

・自分のことをまず大事に考える(Love yourself unconditionally)
・他人のはけ口にならない(Don't treat yourself as somebody else's doormat)

これだけで事足りるような気がしている。シンプルイズベスト。

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