安心すること。

台風への対処も色々で、相方はベランダの我が子たち(ミニ盆栽とかプランターとか)をせっせと玄関口に運び、窓にダンボールと養生テープを貼り付けている。私は猫を遊ばせながら(これも一つの仕事)、例の宇宙語の女性の動画を見ていたのだが、その人が言っていたことで、あ、これと思ったことを少しここにシェア。

安心、リラックス、好きなことをする、無になる。

それが波動を整えることにつながる。そして夢を思い描いて、それが実現した自分を実感して。

それでいいらしい。むしろそれ以上「結果を望んだ」り、焦ったりするのはよろしくない。でもこれって、私が20代のころこうだったなあということと重なる。このころの私は怖いものなしで、自分でも願望達成能力と呼ぶものがとても高くて、願ったことはほぼ完全に達成していた。恋愛も仕事も人生なんでも。強く願えば叶うものだと思っていたのだ。

それがいつの間にやら夢は夢、現実はまた違うと思うようになってしまった。だから重い石みたいなものを抱え込んで、「あたしは動けない」って自分で勝手に思うようになってしまったんだな。うん。その石は光に変えよう。光に変えて、自分のお腹であったまるようにしよう。

台風のおかげで外にも出られない。おかしなことに、晴れていると外にでないといけないような義務感にとらわれて、出かけないと罪悪感が襲ってくる。この台風は出たくても出られない。それは多分今のあたしに必要な「休養」をくれたのだと思う。

ちなみに昨夜はCNNでやっていた米大統領選の民主党候補者の質疑応答があった。テーマはLGBTQ。アメリカでは、というか民主党にとっては非常に大事な選挙のテーマなのだ。このテーマだけで民主党の候補者12人(ここから最終的には2人に絞られ、最終討論で1人になる)が延々4時間、会場を埋め尽くした有権者(反応からみてほとんどはLGBTQ当事者かアライ)の質問に答える。すごいなと思うのは、前情報としてどのくらい持っているのかわからないけれど、ありとあらゆる質問に対してためらいなく答えを返す候補者たち。そしてもっとすごいのは、質問者たち。こちらは完全に当事者またはその家族で、全米に顔と名前と職業と見せて、その生活をさらけ出して質問をするのだ。いくら同性婚が合法化しても、各州では対応が違う。まだまだ差別的な法律をよしとしている州もある。そんな中でこんなやりとりを全国放送するのは日本から見ればとてもまだまだ想像できない世界だ。というか、文化が違うといえばそれまでだが、戦うこと、ぶつかり合って生じた亀裂を見て対応を考えるアメリカと、できるだけぶつからないことを旨とする日本の違いは、こういった差別問題になるととてもクリアに対応のスピードに差が出てくる。どちらがいいというのは言い難いが、いまだに国会議員が堂々と差別発言をしてそれをきちんと謝罪しない世界では、差別される側の身の置き所はどこにもない。

なんてことを考えるとまた、リラックス&安心から遠くなりそうだから、猫の顎でも撫でながら音楽聞いてコーヒー淹れようと思う。

ところでさ、SOGIって呼称はいったいどこへ消えちゃったの?

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