見出し画像

23秋冬新作 RE/DEMIM ①

いきなり完成系の写真から始まりますが、
今回はinstagramで何度か露出させていた、
RE/DENIMについて綴ろうと思います。

まずこれを企画したキッカケについて。。

それは
"末永くクライミングを楽しむクライマーのため"
のパンツを作りたいと思い立ったからです。

今までと同じ?
と思われた方、正しいです。
ただ、少し掘り下げて再考しました。

理想的なクライミングパンツを企画する前提として、どんなクライミング、どんなクライマーが理想的かを自分の中で再考する必要を感じました。

多くのユーザー、お取扱い店舗様に恵まれ
この1〜2年でより多くのクライミングに携わる方々とお話をする機会が増えたことで、
様々な確度からの声を聞いているととてもシンプルな答えが見えてきました。

"クライミングとそのカルチャーを愛し、登り続ける事"
これがlobsterが考える理想的なクライマーの在り方です。

当然でしょ! とご指摘があると思いますが、
これって案外難しいのでは、、、と思うのです。

私は30歳を過ぎてから登山の延長でボルダリングを始めました。
最初は月イチくらいのペースが半年ほど続き、気づけば仲間も増え、登攀する技術も少しずつ成長し、いずれは三段登りたい!と心に決め(2023/5/19現在、叶わず)たものの、仕事や生活環境の変化、加齢によるパフォーマンスの質的変化、、、には抗えず現状維持も雲行きが怪しくなってきましたが、奮闘しています。

今は10分でも登る時間があれば、成果がなくとも充実した気になります。外なんて行けたらそれだけで優勝です。

昨年小川山にてズミ氏と

脱線してしまいましたが、
クライミングっていつ誰がどんなコンディションでも、その時の全力を出し切って登った達成感を味わえる素晴らしい文化だと考えています。

受験、就活、コンペ、仕事、転職、結婚、育児、転勤、怪我、療養、、、

色々な外的/内的要因で、
登ることから距離を置くこともあるかもしれないですが、クライミングは体さえあればいつでもRestartできる懐の深い競技でもあり文化だから、
自分のペースで楽しむことが許されているのです。

lobsterが再考した理想のクライミングスタイル。
繰り返しになりますが
"クライミングとそのカルチャーを愛し、登り続けること"
です。

じゃ、そこに対してのlobsterの意義は?
と新企画のスタートに立ちました。

自然と、選択は一択でした。

永く履けて、味わいの深まるジーンズを作ろう!


〜To be continued 〜

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?