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ローカルに生活して、グローバルに働く28 如月 2月 1

 「省エネ ソリューションアドバイザー」と言う名前を使うことにした。省エネをどの様に進めて、エネルギー消費を削減し、GX(Green Transformation グリーン トランスフォーメーション)を進めるかをアドバイスする名前である。とにかく、GXは喫緊の課題であるはずが、実は大手企業でも、個人企業でも結構見過ごされていることが多い。

 特に熱源 オーブンや乾燥炉、アニール炉、リフロー炉、電気炉、焼成炉等々。こういった熱源の表面温度を是非、測定してもらいたい。多くは、表面を触って火傷しない60℃程度になっている。この表面温度60℃を40℃に下げると、熱源の省エネは15~20%となる。それだけでなく、もしエアコン等で温度管理されている場であれば(例えば食品工場の現場など)、エアコンの電力削減、更に働く人々の環境改善につながる。

 熱源の表面温度が40℃程度まで下げている最新の「リフロー炉」なども、表面の放射率(輻射熱)の削減を行うことで、環境改善と省エネ(10~15%)が期待できる。
 シュミレーションすると、おおよそ10ヶ月~1.5年内に投資金額を回収できる計算になる。早く始めた方が、お得になる。

 これまで、なかなか容易に取付(施工)でき、取外しも容易で、かつ安価なモノが少なかった。そこで、知恵を絞り、色々な場面で使用できる「アルシール」と言う遮熱断熱材を世に広めようと、なった。

 例えば、一戸建ての家で「エコキュート」と言う給湯器があるが、それの表面を上から600mm程度アルシールEで覆うだけで、年間4000円程度の電気料金の削減となる。投資金額は6000円程度となる。1.5年で回収。これはあくまで計算上で、まだ結果は出ていない(まだ売り出していない)。

 工場などでは、熱源を持っているものづくり企業に是非に提案したい。まだまだエネルギー削減は可能です。
 遮熱断熱だけでなく、騒音防止にも使える「アルシールM」。新幹線の客室吸音材で使用されている実績もある。

 知らない方が多いので、何とか広げたいのだが、なかなか難しい。

 省エネと言えば、エアコンを最新の省エネタイプにする、照明をLEDにする、車をハイブリッドにする、などは誰しも直ぐに思い付くのだが、目の前の熱源=オーブンや乾燥炉、アニール炉、リフロー炉、電気炉、焼成炉等々には、なかなか思いが行かない。効果は絶大なのだが、シュミレーションもエクセルで計算できるようにしているのだが、、、、。工場の管理責任者、生産技術者、技術責任者の方々に、是非「遮熱・断熱」を知ってもらいたい。エンジニアの端くれの私も、昨年7月頃に教えてもらうまで、全く知らなかった。遮熱・断熱について、「聞くは一時の恥(恥ですらないと思うのだが、、、)、知らぬは一生の恥(地球環境に大きな損失)」なのです。

 食品工場、食品加工現場、樹脂成形工場、電子基板工場、炉をお持ちの業種工場の方々、是非知ってもらいたいものです。

 是非、このHome Pageを見てもらいたい。
 
 次回は、アルシールEについて、述べたい。



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