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中3の息子へ「自分の人生、自分で切り開いて進んで行け!」と伝えたい母の心の葛藤

現在息子は中学3年生。つまり高校受験生。
夏休みが始まってすぐに学校で、進路について本人同席の三者面談が予定されている。

それは私も知っているけれど、なかなか詳細の手紙を持ってこない。同級生のお母さんから「面談の希望日程表、出した?」って聞かれて、慌てて息子に手紙の存在を確認するも、見つからない!

こんなこと「中学生男子あるある」だとは思っているけれど、「まぁしょうがないよね」っていつまで言っていられるんだろう?中には手紙をきちんと管理できている子もいるわけで。これからの自分の進路を決めるまぁまぁ重要な面談なんだから、しっかり【自分ごと】として捉えて欲しいというのが、母である私の想い。

我が家は日頃からうるさいほどの会話がある家なので、事あるごとに将来についての話はしている。【自分ごと】にするために、まずは身内以外の先生と本人で二者面談やってくれたらいいのにと思うけれど、先生もお忙しいからそこまで求めるのは申し訳ない。

でも、いきなり三者面談なんかになっているから、本人ではなく保護者任せになっている気がしてならない。息子が紛失させた面談希望表も、結局保護者が記入して提出しなきゃいけない訳で・・・。出さなかったら非協力的な家庭って思われるんじゃないか?って、私自身が人の目を気にしているのも事実。
とりあえず、同級生にコピーしてもらうことでなんとか提出はしたが。


以前、塾の保護者面談に行った時もそうだったけど、私が頑張ってもどうにもならないことを言われると、この気持ちをどこにぶつけていいものやら、イライラ悶々する。ただ、今回の面談希望表のやり取りの場には夫も居たので、私のやるせない気持ちを分かってくれると思ったけど、そうでもなかった。

同じ親なのに、まるで人ごと?ますます荒れる気持ちがおさまらなくなり、久しぶりに怒りと悲しみの涙が出た。

私が真剣に考えすぎなのかな?息子や夫の「テキトーなレベル」に合わせられたらラクなのかも。


団塊ジュニア世代の私たちと違って、今はどこの高校・大学に進学しようが、将来の仕事や働き方なんてどうなるか分からない。ある程度名の通った大学を出て、大手と言われる企業に就職して、定年まで勤め上げる。そんな時代ではない!だから、本人が希望する道に進めばいいし、そのために必要なことは本人がやればいい。

そう思う反面、やっぱり一応名の知れた高校・大学に進学してくれると安心、と思う私もいる。ただ私自身が安心したいだけなんだろうなぁ。本人が辛い思いをしないようにと、ついつい先回りして口から出てしまうのも反省。こうやって、今の時代を生きる息子に伝えたいことと、過去の自分の経験から思うこととの矛盾を感じながら葛藤している私。

何が正解かは分からないけれど、本当は「自分の人生、自分で切り開いて進んで行け!」と言いたい。いつだって応援はしているから。


今もまだまだ子育てに悩んでいるけれど、数年後には「そんなこともあったねぇ」と懐かしく思えるんだろうな。
私は中学3年生の親でもあるけど、6歳女子の親でもある。下の子の子育てはすでに経験してきたことも多いので、懐かしがりながらそれなりに楽しんでいる。今はまだ余裕だ。(そのうち女子特有の問題に悩ませるかもしれないけれど。)

こうやってnoteに書きながら想いを整理することで、怒りと悲しみ、イライラ悶々の気持ちはだいぶ落ち着いた。こんな風に自分を俯瞰していくのもいい方法なのかもしれない。

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