基地に到着してから今日でちょうど1ヶ月だ。共同研究者の1人が明日基地を去るので、残りの調査は2人体制で、私は早朝係に異動。ちゃんと朝起きれるだろうか。

デュモンデュルビル基地では夏のあいだ、R0からR4まで合計5回、ホバートと基地の間を船が行き来するらしい。私はR1で来て、R3で帰る。共同研究者の2人はそれぞれ、R0〜R2とR0〜R3。生物調査をしているグループは他にもいくつかあるのだけど、今年はアデリーペンギンがすでにほとんどいなくなってしまったので、元々はR3で帰る予定だったけどR2で帰ることにしたという人もちらほら。R1の船で一緒だった人もほとんどR2で帰ってしまうので、少しさみしい。

基地に滞在している人の数は、船の出入りや内陸基地から戻ってくる人の数などでちょくちょく変動しているけれど、概ね昭和基地と同じくらいなんじゃないだろか。数十人（ざっくり）。

いつしかの日記に南極手当（南緯55度以上に滞在している期間にもらえるボーナス）のことを書いたけど、フランスの人は、南極にいる間は給料が2倍になるそうだ。すごい。でも、フランス基地以外の南極基地に滞在している場合はもらえないんだって。

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写真は、ペンギンコロニーのみまわりチェック表。
朝6時から朝4時まで1時間おきに、パトロールした人がイニシャルを書き込むシステム。