2019年を振り返って

 あっという間に2019年も終わりを迎える。平成から令和へと年号が変わった、特別な一年。今年を振り返ってみようと思う。

 結婚6年目に突入した今年は、とにかく夫と衝突することが多かった。ある意味「夫婦」の年だったと思う。このnoteを始めたのも、夫と大きな衝突があり、その後和解したことがきっかけだった。夫が、わたしに内緒で友人にお金を貸した。十数万円。人によっては小さな額だと思うかもしれないが、わたしたちには子どももいるし、特別余裕があるわけではない。もし返ってこなかったら?そのお金で(無償化になったことで)一年間幼稚園に通えるんだよ?何より〝内緒で〟というのが悲しかった。離婚してもおかしくない状態にまでなったが、夫の両親に相談し、何とか丸く収まった。「許せない!わたしは○○ちゃんの味方です」と、わたしの味方をしてくれた義母。もしも義両親が息子を庇うような親だったら、結末は違っていたかもしれない。

 それからも、夫が転職するために退職を決め(そこまではわたしも賛成していた)、しかし彼の中で考えが色々と変化し、最終的に数ヶ月家族と離れ都内のスクールに通う決断をした。その間は当然無職ということになる。〝考えが色々と変化〟する中で意見の食い違いが多々あり、毎日のようにぶつかった。「将来家族が幸せに暮らすために最低一年、一人暮らしして勉強に集中したい」と、夫が言ったこともあった。わたしは〝将来〟よりも〝今〟幼い息子と家族で過ごす時間が大切だと考えていたし、きれいごとを並べているけれど結局は自分のやりたいことをやるために、わたしや息子が邪魔なのだ、と感じた。考え方も、大切なものも、あまりに違いすぎる。別々の道を歩んだほうが幸せなのかもしれない、と思ったし、正直なところまだその気持ちは完全に消火しきれていない。

 夫婦関係が安定しないからか、子育てにも身が入らない一年だった。以前は、モンテッソーリ教育に魅了され、実父から「教育ママ」と言われていたほどだったのに、今年はテレビや電子系のおもちゃなどをダラダラ使わせてしまうことが多かった。苛々したり、暗い顔を見せたり、心ここに在らずだったりと、息子の前でわたしは在りたい自分ではなかった。それでも変わらずわたしを愛情を向けてくれた息子に感謝しかない。本当にありがとう。

 悩むことが多かったからか、先日白髪を一本見つけた。振り返りのはずが、これじゃただの愚痴。笑

 

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