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すべての悩みの起因は○○にある

久しぶりの更新になりました。
3,4月は曇り空と雨が多かったように思います。
春は天気がコロコロ変わりやすいものです。

さて、10年余りにわたり、本当にいろんなお悩みを聞いてきましたが、
恋愛であれ、結婚、子供、人間関係であれ、仕事であれ、
すべての悩みの起因はただひとつ、

両親との関係から生まれる。

のではないかと思いました。

私個人的な話をしますと、(長くなるので割愛したい方は後半に進んでください)


幼少期、物ごころつく前赤ちゃんの時に両親が離婚し、父方に引き取られ
祖母に育てられました。
母親の記憶は全くなく、25歳まで母が生きていることも知らず、
離婚しているのか死別かすらちゃんと話してもらえませんでした。
なんとなく、離婚したというのは勘付いていましたが。
ちゃんと家族から話をしてもらえなかったことがずっと引っかかっていました。
ですから母親という存在への苦手意識というか、トラウマを抱えて25年生きていたことになります。
母親の話題が出るたびに気まずい思いをしていました。子供のころから。
大人になってしまえば別にどうってことないですが。
思春期は苦しみました。

ちなみに父は仕事が続かず転々とする上にギャンブル依存症で借金を抱えがち。祖母は大変苦労したと思います。
家にお金がないことはわかっていたため大学の進学も断念しました。
高校まで出してもらえただけありがたいと思うようにしました。
家に頼れないおかげで自立が早く、すっと実家を出ることができました。

田舎を出て東京で働いていたころ、育ての祖母が死にました。
25歳の時でした。
そして、そのお通夜、実家で近所のおばさんが、みかちゃん、お母さんに会いたくないの?と訊かれ、
その時、祖母の死のショックで気が脆弱だったわたしは、判断力が落ちていて、この時ばかりは、会えるもんなら今会いたい、と言いました。
そこで初めて実の母がまだ生きていて、(実家から)会える距離に住んでいるということがわかりました。
その後母がやってきて、祖母の仏壇の前で再会したのです。
母からしたら再会ですが、私にとっては記憶がないので、初めて対面した自分の母親です。
まだ母はその時若く、綺麗でした。
会ったとき、これまでの25年間の心の歪みや疑い、ネガティブな想い、悶々とした張りつめた心がみるみるうちに溶けて、楽になっていったのです。

祖母が生きているうちは、会えない。と自分で思い込んでいた。
そして、亡くなったからこそ、会えるなら、会ってもいいのだ。と、
自分に許可をしたのです。
25歳の私は意外と、精神的には老成していました。

それからだいぶたって、25歳以前とは全く違い、心の張りやわだかまりがとけて楽になったと思います。
もちろん色々悩みも出てきますが、母とつながっていることがわかるだけで、強いものがあります。

個人的な話が長くなりましたが、
やはり、私は少し特殊な家系のケースだったので、
普通の家庭で育った子より敏感で、疑い深いというか、
物事のとらえ方が普通ではない人間に育ちました。

母に会うまで、25歳以前は承認欲求が強く、反抗期はひどかったです。
劣等感も非常に強く、生き難いものがありました。
父との関係も悪かったです。
ただ、長年離れて暮らしていますが今は良好です。

今となっては、やはり両親との関係の悪さ、きまずさが悩みをつくりだしていたといえます。
うちは片親だったので、最初から結婚という形がわかりません。
愛情を信じがたい。
人を頼ってはいけない。
甘えを見せるのは敗北だ、なんて25歳まで思っていましたから。笑
戦国武将のような少女でした。
それは生い立ちが起因した歪んだ心理構造でした。

もしわたしと同じで、両親との関係が悪かったり、
両親に問題がある、離婚している、自分だけが愛されていないと感じる、など感じるようでしたら、
そのネガティブなものを一度強く断ち切らねばなりません。

私の場合母と会えただけで人生観が変わりましたからよかったですが。
(インドにいっても人生観は変わらなかったですが笑 実の母に会ったら、しこりがなくなりました)
両親が実在していて、問題を抱えていたり、恨みがある場合は、
特に重いですが、
ネガティブな家系の連鎖はあなたで断ち切ってください。

わたしは絶対にしあわせになると強く心に決めてください。

すべての辛い気持ちは、
わたしは愛されていないのではないのか?という気持ちです。

愛されている、という確信があれば、人は強く生きられるのです。

大丈夫、あなたは愛されている。

自信を持って生きてください。

まずは、自分で自分を愛してあげる事。

夜明け前が一番暗い。

一番苦しい人は、一番、明るさに近いのです。



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