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パーソナルトレーナーに求められる資質

大阪〜神戸で活動して23年目に突入!パーソナルトレーナーのたかつです
スポーツトレーナー学院で校長をしたり、パーソナルトレーナーの寺子屋というオンラインサロンを運営しています。
こちらのブログはフィットネスの世界で働く方、働きたい方、NESTA等パーソナルトレーナー資格をお持ちでスキルアップ、キャリアアップを考えている方向けに書いてます

 23年あまりのキャリアの中で、パーソナルトレーナーと呼ばれる人たちが増えていくのを見てきました。直接、育成に関わった人もたくさんいますし、現在もトレーナー養成校での仕事や、私塾でのパーソナルトレーナーのスキル及びキャリアアップに関わっています。
 その中で感じる変化は、15年前ならフィットネス業界の下地があった方や、他の職(営業など)や他業種できちんと仕事をしてきた人が自分の夢実現としトレーナーを目指す人が多かったと思います。
まさにそのころ出会った人たちは、現在、パーソナルトレーナーやpilatesの指導者として地位を確立されていたり、会社をやったり、少し違う立ち位置で業界に貢献されたりと、着実に歩みを進められています。

 一方、パーソナルトレーナーという職業がわりとライトな感じになってきたなとも思います。トレーニングが好き→パーソナルトレーナーになろう!と、こんな感じです。
もちろん、トレーニングが好きという入り口は大切です。
また、フィットネスクラブなどが事実上、人件費を削減しスタッフも最低人数で回すようになり、現場に指導する人がいないため、パーソナルトレーナーという呼び名で、これまでジムの指導員がやっていたような業務をやっているという現状もあるように感じます。マンツーマンでやり方を教えてくれる人ですね。それはそれで大事なんですが、パーソナルトレーナーの位置付けも大きく変わってきた、もしくは同じ名称ではあるが幅があり、定義づけも難しくなってきたなぁということです。

ですから、パーソナルトレーナーになりたい!と言うときの「パーソナルトレーナー」をどんな意味で捉えているのか?については発言する人によりばらつきがあるのかなと思います。
最大公約数的な指導では手が届かないところにアプローチするのをパーソナルトレーナーだとわたしは考えていますが、世の中的には少し範囲の広いものになってきたなと言うことです。

パーソナルトレーナーの定義づけは一旦、おいておくとして、ではその職に必要は資質はと問われると、以前であれば、「知識」「技術」「人間性」と答えていたわけですが、今いえるのは、「一般常識」と「コミュニケーション力」が必須ということ。

今すでに成功している、真っ当にパーソナルトレーナー業に勤しんでいる方々はそんなの当たり前な話なんですが、どうも周りで見聞きする話では、そうでもないようなのです。
他人を騙すような発信、時間を守るや連絡をきちんとすることができない人、人の話を聴けない人などが少なくないようなのです。
せっかく、トレーニングが好きで始めた仕事でも、仕事をするうえでの資質を欠いてしまうと成り立たなくなってしまいます。

我々は勉強したことを、誰かの役に立つために使います。そのためには他人と関わるために必要な能力(一般常識、コミュニケーション力)が最低限必要です。
昔は会社に雇われそこで諸先輩方からそういったことを教わり、自分自身を成長させ、誰かの役に立つ働き方をしていたわけですが、業務委託など働く場合には誰もそんなことは教えてくれないので、気づかない人はそこで取り残されてしまいます。

これではダメだと気づいた人は、誰かに師事し知識だけではなく人間力も引き上げるための環境を作っていくことをおススメいたします。

パーソナルトレーナーの寺子屋

「パーソナルトレーナーの寺子屋・オンラインサロン高津塾」
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