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【情報の価値】を再定義する~「情報商社」に陥らないために~

いつも記事をご覧いただきありがとうございます。
Biz Craftです。

週1回のnote活動に切り替えました。
(反応が少し遅くなるかもしれません)

投稿頻度を週1回に変更してからというもの、情報提供の意味についてあれこれと考えておりました。

皆さんは情報というと、どのようなことを思い浮かべるでしょうか?
仕入れたローデータ、加工された情報、常識を覆す情報など色々あるかと思います。

なぜ今回このようなテーマを掲げたかというと、以下のような思いがあったからです。

・仕入れた情報をろくに咀嚼せずアウトプットすることに違和感があった
・ただ情報を右から左へ流す「情報商社」にはなりたくなかった
・書くことに追われるとそのような状態に陥りやすい

こう感じるのは私だけでしょうか?
いや他にもいらっしゃるのではないか、と(勝手に)思っています。

なので今回は以下のような状態に陥っている方を想定読者にしています。

✅情報提供の意味を見直したい方
✅記事作成に停滞感を感じている方
✅ご自身の記事内容に満足できない方

本記事が少しでもnote停滞期のブレイクスルーになれば幸いです。



価値のある情報とは何なのか?

せっかく記事を書くからには、なるべく読者さんに有益な情報を届けたいものですね。

ところで、ここでいう情報とはどんなことを指すのでしょうか?
一般的には以下のように定義されています。

情報は、ある事柄に関するデータや事実、または知識の集合を指します。
①データ: 数字、文字、画像、音声などの形式で表現された情報の要素。
②処理: データを整理、解釈、分析するプロセス。これにより、データが意味を持ち、有用な情報に変換されます。
③意味: 情報が持つ意味や価値。情報が受け手にとって意味のある内容であるかどうかが重要です。
④伝達: 情報が送信者から受信者に伝わるプロセス。これは、言語、メディア、技術などを通じて行われます。

ChatGPTより引用

これが一般的な情報の定義です。
特に②、③は重要そうですね。

それでは、少し突っ込んで考えてみたいと思います。

価値のある情報とは一体どういうものなのでしょうか?

私見なのですが、有益な情報とは以下の3タイプに分類されると考えています。

1️⃣問題解決型の情報
➤過去及び現在生じている出来事に対しての解決策がメイン
2️⃣問題提起型の情報
➤現在生じている出来事と今後想定される出来事への懸念提示
3️⃣未来創造型の情報
➤既存の枠組みに全く新しい概念・慣習を定着させる


具体的にはどんな情報なのか?

少なくともいずれか3つの視点を外さなければ、価値のある情報を届けられるのではないでしょうか?

でもちょっと抽象的過ぎますよね。

ではこれをもっと具体的なものに置き換えてみましょう。

1️⃣問題解決型の情報
ノウハウ知識経験を基に過去または現在起きている問題を解決します。

例えば副業ノウハウ。
「私はせどりで月に〇〇万円稼いでいます。
その方法をマニュアルで提供いたします」的なもの。

他にも「記事作成に行き詰まったとき、私はこうしています」
などの打開策を提示したりするもの。

なにもこれは独自のノウハウだけに限った話ではありません。
自分が読んで役に立った関連書籍の紹介などによってもその役割を果たすことはできます。

このような情報は悩みの解決範囲が自己だけでなく他者にも拡がります。
情報の受け手にとっては、最も需要があり即効性があるタイプです。

これはnoteでも情報発信者として比較的題材にしやすいテーマですので、お互いWin-Winの関係になりやすい情報と言えます。

2️⃣問題提起型の情報
今現在生じている問題と、今後生じうる問題についての警鐘を鳴らします。

例えば今社会問題となっている某製薬会社のサプリメント問題があります。
(題材として少し古くなってしまい恐縮です)

該当製品だけでなく他の製品にも健康被害の懸念があるのではないか?
また他社でも今後同様の問題が起こりうる可能性があるのではないか?

これは情報の鮮度が高ければ高いほど有効です。
俗に言う旬のあるネタです。
逆に鮮度が古いと、あまり大きな意味をもちません。

なぜなら、相当期間が経過した後で問題提起をしたとしても、既に問題が解決されているケースが多いためです。
(貧富の差や戦争問題など、永遠に解決されないテーマなどは例外ですが)

視点を現在だけでなく、将来へ向けるという点では1️⃣問題解決型の情報より
網羅性がある情報と言えます。

ここは時事問題や意見が分かれるテーマなどを提供することで、価値のある情報を提供することができます。

noteでいうとコンテスト・お題企画に挑戦などがあてはまるのでしょうか?
これを問題提起型で投稿するのもアリかなと個人的には思っています。

3️⃣未来創造型の情報
その情報によって既存の世界に革命をもたらし、新たな未来を創造することにつながるような情報です。

ちょっと極端な例かもしれませんが、アインシュタインの特殊相対性理論。

これはそれまでの物理や科学、哲学の世界における既存の枠組みに大きな変化をもたらしました。

特に彼の有名な理論である時間と空間の相対性。

これは世界中の人々がそれぞれ、違う速さの時計と違う縮尺・方角の地図を持って旅していますよ、という概念です。

それまでのニュートン力学では時間と空間は固定された前提で世界を説明していました。

ところがアインシュタインは、時間と空間は固定されたものではなく変動されたものとしてとらえたわけです。

こういう新しい概念を提唱できる人というのは、極めて稀ですね。
過去の情報はいったん受け入れるのですが、そこでちょっと待てよと疑問を呈する。

このような既存の前提を覆す概念が最も情報としての価値が高いように思います。

しかしこの手の情報はハードルが高すぎるように思います。
少し例えが悪かったかもしれませんね。

多少強引過ぎますが、これをnoteに置き換えてみましょう。

例えば私が最近面白いなと思った企画があります。
それはZoomを使い、読んだ文章に対する考え方をお互い読み合わせるというもの。

これはnoteという空間を超えて新たな情報提供をするという意味では、既存の前提を覆す企画のように思います。

固定化されているルールに縛られないというところは、情報発信者としての価値が高いように思います。


いつ頃発信するのか?

それでは3タイプの情報はそれぞれいつ頃発信したら有効なのでしょうか?
個人的には、2⃣➤1⃣➤3⃣の順で発信するのが有効ではないかと考えています。(もちろん人によっては、それぞれ違う捉え方もあるかと思います)

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まず2️⃣問題提起型の情報
これは今しか発信できない情報だと思っています。
この機会を逃したら情報としての鮮度が落ちてしまうからです。

つまり最も重要性があり緊急性の高いテーマです。
それだけに、発信する情報としての価値も高いように思います。

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次に1️⃣問題解決型の情報
これは今すぐ、または少し間を置いてでも提供して良い情報かなと思います。

確かに過去や現在起きている問題に対しての解決策ですから、ニーズもあるしある程度即効性も求められます。

しかし、これは時や場所に関係なく発生する比較的普遍的な問題です。
朝活術、文章術、時短術など、これは時代や国を超えて存在する問題です。

なので何が何でも今すぐにでも発信を、という情報でもなさそうです。

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最後に3️⃣未来創造型の情報。
これは難易度高いですし、順番的に一番最後なのかなと思っています。
なぜなら相当程度の知識経験がなければ、考えつかない代物だからです。

確かに何も知らない人がいきなり突飛な発想をもって、局面を打破することはあります。
しかしそのほとんどはまぐれであり偶然のなせる業です。

そこに再現性継続性はありません。

なので時間はかかりますが、一度産み出したら一番情報としての価値は高いように思います。


記事まとめ

以上、価値のある情報の再定義と、情報商社にならない為のヒントを解説してみました。

これは私がnoteを開始してから正直に感じたことをまとめてみたつもりです。

思えば最初の頃は毎日投稿に挑戦しようと極端な朝活までしていました。
(もっとも本業のバランスと朝活の疲労により、すぐに辞めましたが)

ただ、これは自分が目指している方向とちょっと違うように思ったのも事実です。

私が今後目指している情報発信の在り方は2️⃣問題提起型の情報です。

ただ情報を仕入れてそのまま右から左へ流さない。
それよりも、今現象として表れている問題の本質に迫り、問題提起をしていく。

これが自分のスタイルに一番合っているように思います。
これは単純に本業以外のノウハウがないのも一因なんですが。

まあnoteを続ける一番の秘訣は、自分の思ったように楽しくやれることなんでしょうけどね。

締まりのない結論になってしまいましたが、最後までお読みいただきありがとうございました。

次回の記事は来週金曜日の22:00までに投稿いたします。

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