ハロー効果とSNSコンテンツとの関係性
皆さまこんばんは、Biz Craftです。
今回ご紹介する内容は、ハロー効果とSNSコンテンツとの関係性について触れていきたいと思います。
皆さまの作品評価の振り返りに役立つ情報になるかと思いますので、ご参考になれば幸いです。
1.ハロー効果とは?
まずは定義からご紹介します。
ハロー効果とは、ある対象に対する印象や評価が目立つ特徴に引きずられ、他の特徴についての評価までもが歪められてしまう現象です。
社会心理学の認知バイアスの一つで、ハローとは聖人の頭上に描かれる光の輪を意味します。
ハロー効果には、ポジティブ・ハロー効果とネガティブ・ハロー効果の2種類があります。
ポジティブ・ハロー効果とは、ある特徴が高く評価されると他の特徴も高く評価される傾向があることです。
例えば学歴が高い人は、仕事や能力も優れていると思われがちです。
一方ネガティブ・ハロー効果とは、ある特徴が低く評価されると他の特徴も低く評価される傾向があることです。
例えば、服装がだらしない人は仕事もできないと思われがちです。
このようにハロー効果は人事評価や面接、商品のマーケティングなどさまざまな場面で私たちに影響を与えています。
2.SNS上でのハロー効果とは?
通常、SNSなどのインターネットサイトの場では相手の本当の表情や容姿などを直接確認することは困難です。
ですからSNS上では見た目の印象によるハロー効果はあまり働かないと思われます。
むしろPR欄や概要欄に具体的な職歴や実績、受賞歴などの記載がありますと、見た目に変わるハロー効果が働く可能性が高いと思われます。
また、例えば「いいね!」やコメント数が多いと、投稿した人物やその投稿内容にも人気があると思い込み、無意識に高評価を押してしまうことがよくあります。
なのでその人の投稿したコメントや作品に高評価が付く場合はポジティブ・ハロー効果が働いている確率が高いと思われます。
もちろんこれはその人自身も優秀であり、投稿内容が大変優れているからこそ高評価が付いているので、そこは誤解のないように申し添えておきます。
一方、「いいね!」やコメント数が少ないとその人自身や投稿内容にもあまり評価が付かなくなってしまうこともよくあります。
これはネガティブ・ハロー効果が働いているからです。
3.ハロー効果の弊害
ハロー効果は自分の印象を左右する大事な要素です。
具体的な実績や数字をアピールすることによってハロー効果が期待でき、メインコンテンツだけでなく他のコンテンツも高く評価されるようになります。
ただし気を付けないといけないのは、自身のイメージを良くしようとするあまりに表現を誇張しすぎてしまうことです。
そうすると他の方が実際の作品に触れた場合に、思ったよりも内容が充実していなかったなどの評価を受ける弊害も起こる可能性があります。
ですからまだ具体的な実績が出ていないうちは、正直に今の現状を載せることがイメージズレを防ぐコツかなと思います。
まとめ
以上、ハロー効果とSNSコンテンツの関係性についてご紹介しました。
ハロー効果はプラスにもマイナスにも作用しますので、普段の生活にも気を付けたいところですね。
かくいう私もSNSで活動し始めて1カ月程度ですが、まずは継続第一ということであまりコンテンツを振り返っていないのが正直なところです。
もう少し余裕が出来たら、自分が与えているイメージと提供しているコンテンツにズレがないかを振り返る時間を設けたいと思っています。
皆さまも一度ご自身の概要欄とコンテンツ内容にハロー効果が働いていないかをチェックしてみるのもいいかもしれません。
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