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近年の公務員試験の傾向について。

こんにちは。LEC佐世保の大谷です。
これから公務員試験の受験を考えている方に少しでもお役に立てる情報を日々研究しています。
さて、今回は2023年の試験結果を振り返り、LEC佐世保で頑張ってきた受講生の報告を基に、近年傾向をお伝えしたいと思います。

【国家公務員】
2023年度の国家公務員の申込受付期間は、2022年度より2週間以上早い3月1日から開始されました。この前倒しの理由として、国家公務員の志望者が減少していることや、民間企業の内々定解禁日と合格発表を同時期にするために採用時期を5月下旬に早める過程にあると考えられます。
また、学生にとって早めに安心感を得る観点、不合格の場合の次善策をとる時期を確保できる観点から、現行より試験時期が早い方が望ましいとする意見もあります。

【地方上級職・市役所試験】
近年、全国的に地方上級試験の受験者数の減少が見られる中、長崎県庁特別枠受験者数は2年前に比べると年々100名程度減少が見られましたが、通常試験枠では安定した受験人数が得られています。
全国的に特別枠の受験生が多い理由として、SPIやSCOAなど公務員試験対策を本格的に行っていない人材的に能力のある社会人の方や民間就活中の学生の方でも受験出来るような対策が講じられています。
また、会場も東京や大阪など首都圏での受験が出来るなど「受験しやすさ」もあります。
このようなことから、「特別枠」「先行枠」「チャレンジ枠」といった早期受験枠のニーズが高まりつつあります。
同様に、
佐世保市役所をはじめ、年々早期採用枠や公務員試験の対策をしていない人でも受験できる試験内容に変更する自治体が増えてきています。
長崎市役所に至っては1ヶ月早く受験日を設けるなど採用活動に大きな変化が生まれました。また、大村市や武雄市もSCOA試験に変更されるなど、良い人物を採用したい意向が感じられ、新卒採用において民間企業の採用活動に耐えうる措置の1つと考えられます。

では、このように多様化する公務員試験にどのように立ち向かっていけばいいのでしょうか?従来までの公務員試験対策だけで「内定」を掴むことは出来るのでしょうか?
一度受験を経験した方なら、いつ、どのように、何を対策すればよいか理解出来ているかと思います。しかし、ほとんどの方が公務員試験を始めて経験される方と思います。
この多様化する社会情勢に伴った「多様化する公務員試験」の対策について
不安を感じている方、対策を知りたい方是非ご相談ください。

公務員試験についてのガイダンスを10月も実施します。
近年の受験傾向や多様化する試験内容など今年の受験結果から分析した情報をいち早くお届けします。一部は公務員ガイダンス、2部は先輩セミナーとなっており、ガイダンスは2部構成になっています。
2024年受験生はもちろん、2025年受験目標の方や保護者様など公務員試験に興味がある方はお気軽にご参加ください。

参加は無料。
予約優先となっていますので下記のフォームからお申込み下さい🙌
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最後まで読んでいただきありがとうございました!

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