1時間後に離陸です。

すべての手続が終わって、離陸するのを待っている状態なのです。
という訳で暇なので、記事を書いているというわけです。

さて、離陸する（décoller）という動詞を何形で活用しますか？
現在形？近接未来形？単純未来形？

この場合は文法的には全部可能だと思われます。

17時45分に離陸することはスケジューリングされているので「決定事項」なのです。決定事項は「直説法現在形」です。
直説法現在形を「箇条書き形」と置き換えれば納得いただけるはずです。

Je décolle dans une heure.

今は待っているだけなので、今の次の行為は「離陸」なのです。
今の流れの「次の行為」は近接未来形を使います。

Arrête de courir. Si non, tu vas tomber !
走るのを止めないと、転ぶよ！

今から見た未来の事柄は、問題なく単純未来形で表現することができます。
ただしこの場合、事柄は未来だけれど「今の流れの中」に離陸が含まれるので、ぼくならば単純未来形は使いません。
1時間後の未来の事柄の前に「ラーメンでも食べよう」と言うならば、目の前の道にある「ラーメン」を近接未来形で表現をして、その次の未来を単純未来形で表すことに、何の問題もありません。

On va aller manger des ramen en attendant. On ne décollera que dans une heure.
とりあえずラーメンでも食べに行こうよ。1時間もあるし。

では、皆さん、On y va ! じゃないや、
行ってきます！

ご参考まで