見出し画像

今日覚えたい発音

フランス語に母音はいくつある?

なんでもいいので、お手元にある文法書や参考書を開いてください。
「フランス語に母音はいくつある?」

おそらく16と書いてあると思います。

フランス全土をくまなく探せば、16の母音を区別している人が見つかるかもしれません。
一人が区別をしていなくても、全地方に点在している人を集めれば16の母音が録音できるかもしれません。

でもよく考えてみてください。そんなに苦労しないと16の母音は見つからないのです。
その区別はできる必要があるでしょうか。

日本語に「ウ」は2〜3種類あると言われています。
区別していますか?
→区別していないですよね。

という訳で、フランス語の母音を16目別する必要は全くないのです。
全く必要ありません。

鼻母音3種類を除くと、単母音(僕たち日本人が考える母音です)は7つしかありません。そう、日本語が5種類に対して、フランス語は7種類です。
たった2種類多いだけなのです。

母音の区別も大切ですが、日本語にない子音が正しく発音できるようになるとか、無駄に文の途中にある母音を伸ばしてしまわない訓練をするとか、文字の介在しないで音だけで意味を感じる練習をするとか。

言語は音でできているので、話すときには、初心者の時に習った表現 "Je m'appelle "が、つづりを全く考えずに 口から出てくればいいのです。この表現を発音しているときには絶対に脳内で日本語に訳していないはずです。

単純なことです。

書こうとするから音が歪むという気がします。
文字を音にするのではなく、音を文字にするのです。

発音練習のときに、教科書を見ていませんか。
Quoi de neuf を予習するときに、まず書いていませんか。

大切なことは「音」で伝えるのです。声にするのです。
そのときに区別する必要がある母音はたった7つ、文字レベルで母音字の区別をすると…

a, à , â
i, î,
u, û, ou, où, eu, œu
e, é, ê, è, ë
o, ô

文字は、
ああ、ややこし!

本題とズレてしまいました。

ご参考まで

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?