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糖鎖のリングの構造を活かしててんかんを治す

先日、てんかんの専門医を訪ねて大学病院に行きました。結局「あなたのしようとしていることは新しいこと。病院が提供できる医療はだいたいが10年前の古い知識。過去に認められた古くてパッケージ化されたものしか提供できない。もし大学病院で治療を受けるなら今やっている薬などは全てやめてもらうことになる。新しいことを辞めて古いことをするのかどうか、よく考えて欲しい」と言われ、それは思わず「NO」というしかない状況に。

アンドロゲン補充を辞めれば低緊張は強く出てまた歩けなくなってしまいます。以前試したときがそうだったのでやめるわけにはいかない。でもてんかんの薬を飲むならそれらはすべてやめなければならない。


でもその先生との会話は無駄ではありませんでした。彼と会話する最中に「
ロレンツォのオイル」の話をされました。私はその映画を見たことがなかったのですが医療関係者と会って話すと100%の確率でこの話をされますし、noteの読者の方にも「ロレンツォのオイルという映画があってあなたを見ているとそれを思い出します」と言われていたのです。見たことがなかったために内容を知らなかったのですが、その先生が「ロレンツォのオイルは脱髄に関する話だよ」と言われました。

脱髄、オイル???ということは???あれ???

それで私は理解しました。なぜ皆さんが「ロレンツォのオイルを見たほうがいいわよ」と言われていたのか。

わたしも脱髄について勉強していたからですよね。それで「オイル」な理由がわかりました。オメガ3と6を「3.5~4:1」の割合で飲むことを私がしていたから。クリルオイルを飲む理由がまさにそれでした。

なるほど~~。

私は髄消化を進めるオイルはオメガ3とオメガ6だけじゃなく、オメガ9とか10とかの割合も必要だしそれに加えてビタミンB群とヘパラナーゼの関係もあると思っているので、その話をしている間に頭の中が計算でぐるぐるになっていました。

脂肪酸とビタミンB群が複合的に働かないといけないのに、V.B1がコリネバクテリウムを増やしてしまうとヘパラナーゼが増えすぎてしまう。ある程度酵素を抑制しながらV.B1が脂肪酸と共に働くには他のO型糖鎖が必要で、さらにそれにはナトリウムがいる。えーとえーとえーと・・・・と考えていると。

納豆に醤油を入れてネギを入れて卵を入れて、できたら中鎖脂肪酸を入れて食べる。

という答えが出ました。

そう、薬は必要ない。納豆が持っているO型糖鎖と各種ミネラル分が有効に働くために種類の違う卵のレクチンで不要なものを相殺し、単子葉植物とビタミンの働きで特定の酵素を増やすことでO型糖鎖の定着を促す。

ってこれ前にやって効果があったけど理由がわからずにいたことだわ。

と、会話の最中に気づいていろいろどうでもよくなっていたのですが。

その先生との会話の中でもう一つひらめきがありました。

この図式。

この糖鎖の構造が生み出す人間の4つの体質。症状が出ているのは脳。

てんかんは、明らかに脳なのでCタイプ。特にAタイプの私たちからすると「裏C」です。ですから、Cの標準治療は「してはならない」に当たります。ということは病院で薬を出してもらったら全部裏目に出るタイプ。

なら治療を受けないのが最善の手。

逆に、この糖鎖の図式から考えると

Aの人がC’の症状が出ているときにすべきことは。

「普段Cの人がしてはいけないことをする」です。

つまり「血糖値が上がりすぎる食べ物を食べる」とか、Cなので「乳製品を食べる」ですよね。

本来Aも乳製品を食べてはいけない体質ですが、あえて違う種類のレクチンと相殺させる形にすれば…。そこは納豆と卵を混ぜるのと同じ理屈。

「あんこ牛乳」が爆誕します。

これはいわゆる「あずきバーの中身」と同じもの。うちの子供の大好物です。

そこで私も試してみました。あんこを買ってきて、牛乳と混ぜて煮立たせて冷やして飲みます。

体に悪そうな壮絶な甘み。

でも飲んだ直後に眠くなりました。この1か月酷い風邪のせいであまり眠れていませんでしたが泥のように眠れました。起きたときには頭スッキリ。ここのところの風邪による頭痛も消えていました。

合ってる!これは合っている!!


つまり、糖鎖のリングの対角線上にある症状が出て裏に入っているときは。

「相手側の人が食べてはならないものを食べる」とそれが薬になる。相手にとっての毒が自分にとっての薬になるということです。

「その症状が出たときに正しいと言われていることをしてはならない」ということの正反対ですね。


例えば私は風邪をひくと鼻水のどの痛みの風邪がほとんどです。頭痛や寒気を感じる風邪の経験はあまりありません。でも今回その風邪をひいたのであえて葛根湯を飲んでみました。すると頭痛はひどくなり吐き気下痢という症状に見舞われました。

本来は左回りに症状が進む糖鎖のリング

AがC’にいるときにCに適切な漢方薬を飲むとBの症状が出る。ということは、裏に入っている時でも漢方薬は「前に進む」ベクトルを持っているということだと思います。

風邪に効くと言われている漢方薬はただの風邪の薬ではなく、糖鎖のリングを回す作用のあるもの。

ということは、「Aのタイプの人間がてんかんの症状が出ているときに飲んで効果がある薬は麻黄湯である」というのが間違いないことです。

Aの人にC’の症状が出ているときは葛根湯が毒、あずきバーが薬。飲んでよい漢方薬は、麻黄湯。その後温胆湯。

なんだ!これ!3~4年前からやってることじゃないの!前からずっとやってることじゃないの!というか、これしかできなかったこと。さんざん苦労して見つけた結果の理屈が見つかっただけだけども。

今度てんかんを起こしかけたときは。

「小児用ジキニンで良い!」

ということに。実際10月末から風邪をひいている間うちの子供は全くてんかん様発作の症状が出ていませんでした。前兆すらなかった。その代わりジキニンを毎日飲んでいました。

大学病院の小児神経の先生は「てんかんの薬は2つに1つをまず試す。ダメだったら反対を試す。それでもダメならまた試す。3回試してダメならもうその子は薬が効かないということでもう投薬の治療はすすめません。だって3回試して効果的な薬が見つかるのが8割だからね。それ以上は体が消耗するだけで見つからないかもしれない。」と言われていました。

CBDオイルを試したときも、うちの子供は苦しみました。以前の大学病院でもてんかんの薬が合わずに死にかけました。今まで2つの薬が合わなかった。もし次がダメなら3回目です。見つからない可能性だって高い。


そして風邪をひいている1か月間の間に私はある発見をしました。

「リファンピシンを使っている時、長期連用できないので別の薬と併用すべきだがその対象となる薬をどれにすればいいかわからない」という問題に苦しんできましたが、「アセトアミノフェンでよかった」のです。

たとえば、妊娠中につわりがひどい時にアセトアミノフェンを処方されますよね。妊娠中は胎盤を母親は作ります。胎盤は糖鎖を多く使って作られるところなので糖鎖のリングのバランスが崩れやすい時期。頭痛や吐き気などの症状が出ます。頭痛はタイプC、吐き気はタイプBの症状です。女性なのに男性に起きやすい症状が出ているという時点でこれは裏に入っていると言えます。裏側のリングをアセトアミノフェンは回すことで表に持ってくるとしたら、つわりに「アセトアミノフェン」を使うという選択は間違っていない。

ならば、ウイルス性の感染症で解熱剤としてこれらを使うのも「糖鎖の裏に入ったリングのねじれを戻す」ことができるから。

となると。

アセトアミノフェン、イブプロフェン、ロキソプロフェン、アスピリンのようにNSAIDsに分類される成分なら全部いけるのでは???

実際に、私はイブプロフェンを飲んでも他の薬のように苦しんだりしません。ちゃんと効果を感じることができます。大抵の薬は効果がなく倦怠感が凄くて余計に苦しむのに。

それで先月は子供に「小児用ジキニン」「麻黄湯」「温胆湯」「アセトアミノフェン」「おしるこ」「あんこ」「ネギ入り納豆卵かけごはん」を与えていました。

これはタイプAの人がタイプC’にいるときにすべきこと。風邪はなかなかなおらなくて、いまだに全快とは言えないものの、てんかんのほうはかなり良くなっていて日に日に言葉が多く出てきています。言語の発達の状態もよく、足回りの麻痺も取れてきている。

大学病院の先生は私が「てんかんの発作をヒントにメカニズムを解明できれば脳性麻痺の症状が改善するような根本的な治療に結びつく可能性を感じる」と思っていたことを理解できないようでしたが、これこそがそうなのだと思います。

糖鎖のリングのねじれを取ること。
これが人間の脳のダメージを修復することと、正しく脳細胞を再生することにつながる。人間の認知は一度落ちても、食べるもの(経口摂取する糖鎖の種類)さえ間違えなければ必ず上がる。

だって健康な人の脳では常にそれが行われつづけているから。理論上生きている限り毎日脳にはいくつものダメージが産まれていてそれを修復し続けながら生きている。その修復がうまくいかなくなった原因は必ずその材料にある。その材料である糖鎖と脂肪酸を正常に働かせることができるのは酵素。その酵素はどのように作られるかというと古細菌が作っている。


なんだかんだでタイプAとタイプCはある程度分かったのだけど。

タイプDは1つのタイプの中で3種類くらいに分かれているのではないかと最近考えていて。

悩ましい。

でも基本はこうです。

病気の時はこれらの多い少ないを反対にすればよいのです。
すべては食べ物で。
薬を使う時はタイプに合わせて。

わかってしまえば簡単。


あとはやり切るだけ!


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