Lee先生@韓国語教えています

神戸の教室を運営しながら、東京と行きして、インターネットを使って新しい事業や活動をして…

Lee先生@韓国語教えています

神戸の教室を運営しながら、東京と行きして、インターネットを使って新しい事業や活動をしている、Leeママです^^ もう孫がいますが、若いこたちに負けないようにチャレンジしていきたいです! 韓国に興味のある若い子から、まだまだチャレンジしたい同世代の方とも交流したいです^^

最近の記事

2歳のバイリンガル⑱

前回の続きのお話。 赤ちゃんはどのように言葉をつないでいくのでしょうか? アユンは両親の話した言葉やYouTubeのアニメや歌からの影響も多くありましたが、絵本からもたくさんの学びがあったみたいです。 0歳の時から、よく本を読み聞かせていました 。 日本語、韓国語、時には英語の絵本もありました。 この中でもアユンのお気に入りは、韓国で出版している「Aram books」という絵本たちでした。 シリーズになっていて、立体的に赤ちゃんがワクワクするような構成になっている絵本

    • 2歳のバイリンガル⑰

      赤ちゃんは、個人差はありますが多くが2歳前後で爆発期を迎え、一気に話すようになっていきます。 アユンは一歳8ヶ月ぐらいから単語だけではなく少しずつ単語と単語を繋いで話すようになりました。 赤ちゃんはイメージとして音の使い方を捉えていきます。 アユンは1歳の時から英語のアニメと同時に韓国のアニメをよく見ていました。 韓国のPororo、Como Pop(꼬모팝)というアニメが大好きで、今でもよく見ています。 このアニメも以前紹介した英語のYoutubeチャンネル「Cocome

      • 2歳のバイリンガル⑯

        前回紹介した3歳のアユンは日本語と韓国語のバイリンガルですが、両親以外は100%日本語環境です。今は韓国語も日本語も、爆発期を超え溢れ出す言葉が止まらない!時には隣の人に通訳をするときもあり大笑い。 今日は、まだ3歳なのに激音と濃音をはっきり区別したのでビックリした話です。 指に絆創膏を貼っていたママを見て、「엄마 아파?」とはっきり言ったので、パパはなんて言うの?と聞いてみたら「아빠!」とこれもまたはっきり! 今度はこちらから、「아빠は? 」「아파は?」とクイズを出してみる

        • 2歳のバイリンガル⑮

          ・耳から覚える。 ・あまりスペルや文法など気にしない。 ・間違っても話してみる ・恥ずかしがらない性格の方が上達する この4つのポイントが、2歳のアユンを見ていて、外国語を習得する上ですごく大事なんだなと改めて思いました。 大人でもやはりこの方法が当てはまるということを、生徒たちを見ていてよく分かります。 これまで韓国語を教えながら1000人以上の生徒を見てきました。 年齢、職業、環境、性格など全て違う方たちですが、教室に通う頻度、回数はほぼ同じです。もちろん皆さん同じ内容

          2歳のバイリンガル⑭

          アユンは生まれた時から、YouTube で『Chu Chu TV』という動画をよく見ていました。 本人はこの動画が大好きで、機嫌が悪い時でもこれを見ると上機嫌になり、楽しそうに、すごい集中力で見ていました。 この動画は本当によく出来ていて、大人の私でも楽しく見れて、ついつい一緒に歌ってしまいます。 この動画は、どのシリーズを見ても、歌やダンス、歌詞に含まれる言葉一つ一つが、赤ちゃんの感情や感覚を揺さぶるすごい動画だなと、いつも感心していました。 アユンも、ただ見るだけではな

          2歳のバイリンガル⑭

          2歳のバイリンガル⑬

          アユンには「母語を韓国語に」と思い、赤ちゃんの時から(お腹の中でも!)ずっと韓国語で話しかけていましたが、アユンが1歳半になった頃からは、英語も少しずつ発するようになりました。 赤ちゃんは言葉を覚える時、やはり耳から覚える、つまりリスニングなんですね。1歳の赤ちゃんは、韓国語でも英語でも、スペルを知っているわけでもなく、もちろん文法も知らないです。 しかし、文字が読めなくても、聞こえる音をそのまま真似して覚えている。 大人は、大人になって外国語を覚えるとき、韓国語でも英語でも

          2歳のバイリンガル⑬

          2歳のバイリンガル⑫

          そして、生まれたときからの声かけをふりかえってみたら、その理由がわかったのです。 私が彼女に話しかける時に、生まれた時からずっと、「아이구 예뻐라(ワー可愛い)❗️」、「 아아구 착하다(本当に賢い)!」、(※アイグはいろんな場面で使われるので、いろんな訳し方があります)など、「아이구」という言葉を本当によく使っていました。 それを真似て娘も、同じような言葉がけで「アイグ」をよく使っていました。それも『本当に可愛い!!!』という感情がすごーくこもった声なので、印象的で一番沢

          2歳のバイリンガル⑪

          では、アユンのはじめての言葉はなんだったのか? 赤ちゃんの言葉は普通、7~8ヶ月ぐらいになると、 「あー」からの母音の音に少しずつ子音の音が加わっていき、意味のある単語につながっていきます。 なので、「うちの子はママを先に言った」、「マンマを先に言った」なんていうママたちのお話を、よく耳にしますよね。 なのですが、アユンが真っ先に言った言葉は、「ママ」でも「マンマ」でもなく、なんと韓国語の「아이구 」(アイグ)だったのです。 一歳になる少し前、アユンが「アイグ」と初めて言った

          2歳のバイリンガル⑩

          「ラ行」が早く言えたそれ以外の原因としては、やはり発音器官の発達でしょうか。0歳からすごい量の言葉を話しかけていたのと、喃語も早くて多かったのをみると、発音器官が少し早く発達したのかもしれません。 「ラ行」のことをちょっと調べてみましたら、英語やスペイン語などは「ラ行」は舌の筋肉を使いしっかりと発音するそうです。韓国人もそうなんですが、日本の方も英語の 「R」 や「 L」 の発音が苦手だということをよく聞きます。「R」と「L」の発音の訓練として、舌の筋肉をしっかり動かすための

          2歳のバイリンガル⑨

          赤ちゃんの言語発達は両親や周囲の身近な人達にたくさんの影響を受けると言われています。アユンは0歳の時から、一番身近にいる両親やそしておじいちゃんおばあちゃんの影響が大きく、彼らはほとんど韓国語で話しかけていました。では、韓国語には「ラ行」が多いのでしょうか? いやー、韓国語は、「ラ行」が他の言語よりは少ないんですね。 韓国語(朝鮮語は別)は、「ラ行」が語頭に来れば「ア行」や「ナ行」に変えて発音すると云う法則があるくらいなので、実は少ないのです。でも「ㄹパッチム」がつく単語はた

          2歳のバイリンガル⑨

          2歳のバイリンガル⑧

          生後すぐの赤ちゃんは、お腹が空いたときやオムツが濡れたり不安な時などは、泣くことで声を出し何かを訴えたりします 。 それが生後1ヶ月2ヶ月頃になると、機嫌のいい時などに喉からアーとかウーといった声を出すようになります。この声をクーイングといい、声帯や喉の筋肉が発達してきた証拠だと言われています。 その後、4ヶ月くらいで喃語になっていきます。喃語は 赤ちゃんが言葉を覚える前に発する意味を伴わない声のことを指します。口や舌を使うことで出すことのできる声で、二つ以上の音がつながっ

          2歳のバイリンガル⑦

          乳幼児の音の知覚能力で、『赤ちゃんは母国語だけではなく他の言語も知覚する』、『韓国の赤ちゃんの実験で、6ヶ月から15ヶ月の赤ちゃんは、「R」と「L」の発音をはっきりと区別することができた』との内容を前回書きましたが、今回は「発音」についてはっと思ったことがあったので書きます。 うちの孫は11ヶ月になったばかりの時に、「ばー」とか「まー」の発音を、言ったかも知れないが言ったかな?と思い出せないくらいで、なんと「ラ行」の音をいきなり大きな声で発音したのです。「りろりろろりろり、あ

          2歳のバイリンガル⑥

          なぜ私が生まれたばかりの孫にこのような話かけをしたかたと言うと高麗大学で学んだ時の幼児教育の授業で次のようなことを勉強し、これだ!これは実践しないともったいないと思ったからです。 乳幼児の言葉の知覚についてですが、 3ヶ月の赤ちゃんを実験してみたところ無意味な音には反応しなくて人間の多様な言葉には反応します。 幼児の音の知覚能力は 早くから発達していて母国語ではない音声的な差を探知して生後2週間から2ヶ月の幼児は母国語だけではなく他の言語も全部、言語音の差を知覚するそうで

          2歳のバイリンガル⑤

          できるだけたくさん話しかけてみる ということを おなかの中にいる時から実践していました。 単語も 少なく同じようなことを繰り返して話しかけていたようです、私も時々娘に会った時に お腹に向かって声をかけてました 、この時にかけてた言葉も全部韓国語です、 胎児の時から聴覚が一番発達すると言われているのでその時に繰り返し聞いていたことが後に役に立っているのではないかと思っています、 それから孫が生まれて 1ヶ月半ほど私が産後のお世話をしていたので まず始めたことは毎朝、起きて 抱っ

          2歳のバイリンガル④

          赤ちゃんにたくさん 話をかけてみるって言うことは言葉を習うだけではなくいろんなことに効果があると言われています。 実際に 孫が寝ている時間以外 はほとんどというくらい 何かを話しかけていました 。ミルクを飲むきも(많이 마셔 )いっぱい飲んでね、(어이구 예쁘다 )本当に可愛いねとか、のような言葉です。声かけのときは必ず赤ちゃんの目を見ながら微笑みながらかけるっていうことが大事ですね。これは言語習得の意味だけではなく 自分は皆にこんなに愛されてるっていう自己肯定にどんどん繋

          2歳のバイリンガル③

          (前回の続き) でも、 果たして0歳から韓国語だけで話しかけられることで、はたして孫が韓国語を母語のように話すことができるのだろうか。 正直不安もありました。 なぜかと言うと、韓国語の環境が孫にとっては両親からの話しかけだけ、それ以外は全て日本語になってしまいます。 娘夫婦が自分達で話す時は日本語です。 孫は一歳から 日本の保育園に行っているので、保育園でも100%日本語。公園やお買い物など外に出ても全部日本語。 なので、両親の何パーセントの話しかけで孫は韓国語で話すことが