ずっともう一度読みたいと思いながらどうしても見つからなかった本がありました。　
読んだのは30年くらい前で、あれもう一度読みたいと最初に探したのがその５年後くらいです。

この草間さんの画集の時も、もう手に入ることはないと思っていたのが奇跡的に手元にやってきた話でしたが、この時は８年くらいですね。

その最初に探した時というのが“地球少女アルジュナ”というアニメを見た後でした。

あの、ぎゅうぎゅうにつめこまれて太らされて怒ってる豚を食べた人間にも、それはうつっていくとかいう話(かなりうろ覚え)ののってた本

そんなに大きくない、でもわりと分厚い、たぶんソフトカバーで緑色系のジミな表紙の隣町の図書館のあの辺りにあった本

そこまでわかってるんだから見つかるはず、とさっそく向かったのですが、ないんですよね・・・

タイトルも、はっきりしたジャンルもわからず、探してもらいようもなくて、あきらめました。

その後も何度も思い出しました。そういう関連のことを考えたり、何かきっかけがあったり。
そうそう、“いのちの食べかた”という映画を見た時も、今度はネットでいろいろ検索してみました。
全然わからず。

なんと。
見つかりました。

“エコロジカル・ダイエットー生きのびるための食事法”

絶版の名著。１万円近い値がついてます。復刊リクエストもかなり希望があるようですね。
きっとあの時点でもう貴重本で、書庫に入れられてたのでしょう。

おぼえているのはその豚のとこだけで、かなり読みづらいむずかしい本だった気がします。
図書館本館にあったので、今とりよせてもらってます。

で、なんでわかったかというと単純な話で、記録が残ってました。

日記でもない考えごとノートが２０冊以上あって、数年前からまず2016年あたりから整理してまとめてます。

若い頃のはわりと日記でおもしろくないです。少しものを考え始めたあたりを、一昨日急に読んでみる気になって。

見たくなかったんですよね。一番自分がイヤなやつだった頃で。その前の１冊はざっと読んで、バカらしくて捨てました。

家畜と書いてあったのが大助かり。

それにしても、私はずっとこんなだったのか。これはつき合いづらいですね。まあ、しかたないですね。

アルジュナのことはまた書きたいと思います。