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お金は、食べ物と冒険に使いなさい。

昨夜、星空を見て友達の自宅に帰ってきたのは未明4時。

歯を磨いて、デニムともこもこのスウェットを着たままソファーにダイブした。7時30分に起床する予定であったが、朝目を覚ましたのは、8時30分。9時出発に変更し向かった先は、大分県別府市小倉にある

”鉱泥温泉”

https://bouzujigoku.com/history/history.html

大分県別府市小倉6

鉱泥温泉は、朝8時15分〜12時という午前中のみ営業しており、幻の温泉と囁かれている。大きな特徴は何と言っても、物凄い熱く気持ちの良い泥湯。5分浸かって、お好きな時間だけ外気浴をしてまた泥湯に浸かる。それを3セット繰り返す事によって、お肌がすべすべになったり、血行の流れが良くなったりと多大な効果が期待できる。適当なセット数は、3セットであるもののここの常連さんは、何セットも繰り返し入浴されている方がいて驚いた。(あまりお薦めはできない入浴方法)その他しっかりと露天風呂もあり、自然・森林・湧水の景色や音が心の癒やしとなり堪らなく整う素敵な温泉でした。
間違えなく人生で出会った最高の温泉の一つであると思う。

白髪のもっさりと生えた主のようなおじさん
下関から毎月一回前泊をしてまでここに来る元気な80歳
それの連れでメガネを掛けた何事も正直で素直な84歳
パンダのような身体にくまさんのような可愛らしい顔の方
閉店30分前に来て大丈夫?と心配になるような人

色んな人が色んな場所からそれぞれが色々な思いを抱いて同じ湯に入るあの瞬間がとても素敵なのです。
そして、「きもちええええぇぇぇぇ〜〜〜〜!!」って顔を朗らかにする。
やらずに後悔するよりも、やってから後悔したい。
お風呂上がりのコーヒー牛乳を楽しみにしながらね。

温泉の後は決まって、ラーメンを食べたい。
そこで向かったのが、大分県別府市石垣東にある
”夢を語れ”

大分県別府市石垣東10丁目2−46


という太麺チャーシューバリデカのこってり系ラーメン。
店内にはいろいろなところにお客様の夢や願いが書かれており、それを読むだけでもお腹いっぱいになるようなそんな気がします。

痩せたい。。。

心に残っている言葉として
温泉のときに84歳の奥さんから言われた

若いときは、旅行と美味しい食べ物にお金を使いなさい。洋服や物にお金を使うよりずっと良い。それが私たちと同じ歳になった時にあなたの価値になっているから。

そう言われて心に響いた。
物は、基本的に飽きが来る。人の欲望は無限大であるため、買っても買っても満ち足りることはない。
しかし、美味しい食べ物や美しい景色は、鮮明に覚えていないかも知れないが心はずっと記憶している。歳をとってもずっと記憶している。それって、物凄いことだと思う。それが人生を生きる意味になるし死ぬときに後悔しない生き方だと私は思う。
あした死ぬかもよ?
物やお金、家はあの世へは持ってはいけない。
でも、思い出は持っては行けるんじゃないかな。

人生最後の日、あなたは今日と同じような日を過ごしますか?
もし明日死ぬと分かったら今日はどのようにして過ごしますか?

もっと冒険しておけばよかった。
もっと馬鹿しておけばよかった。

人生は二度無い。

現実とうまく折り合いをつけながら好きなことに夢中になれるそんな瞬間を私はいつまでも追い求めて生きていきたいのです。

そこには必ず感謝を忘れない。
大好きな人へ会う努力は怠らない。
今行っていることは、命がけで行う。
幸福に気づく。失敗をたくさんする。

そうやっていたら人生なんて短いんだそうな。


登りたい山を決める。コレで人生の半分が決まる。 孫正義

Man lives freely only by his readiness to die.
死ぬ覚悟ができて初めて人は自由になる。

2024年2月13.14日火・水曜日


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